私も一応、webで小説を公開している身として、
(というか、それ以前に
ブログで文章を公開している身として、)
思う所を徒然と
先ず、句点(。)がないのは癖と言うか、
最初は意図的に付けてなかったんだけど、
段々、省略するのが普通になってきていて、
一応、(個人的な内容ですが)理由はあります
まぁ、漫画では句点(。)を付けないからって理由もありますが(笑)
例えば、
『今日は、雲一つ無い青空が広がっている。』
と、
『今日は、雲一つ無い青空が広がっている』
後者を"本で書く文章"でやったらご法度ですが、
"webで書く文章"では、アリかな、と
確かに文に区切りは無くなります
が、その分、堅苦しい雰囲気も無くなります
後に述べる改行にも関わる内容なのですが、
改行することで、文に区切りは持たせられます
つまり、句点を付ける必要が無いのです
ビジネス・・・まではいかなくても、
ちゃんとした文章を書かねばならない時は、
私でも句点を付けます
でも、友人間での会話とか、自分の作品中とか、
別にそこまで気にしなくていい時は、略すことが多いです
次に、改行
私の場合、先述の句点(。)が付くはずの位置や、
読点(、)で改行する事が多いです
これも理由はあります
本や手紙など、ある程度大きさが限られている物なら、
端から端まで読めますが、、、
大きさが、限られていないwebで端から端まで文を書くと・・・
中途半端な所で(強制)改行されてしまったり、
横スクロールが必要になってしまったり、
PCの場合、文字量がとんでもない事になってしまったりします
フォントサイズ1で書かれた、PCの端から端まで書かれた文章
読みたいと思いますか?
文字好きさんなら、燃え上がるかもしれませんが、
私は見ただけで、読む気が失せますwww
Twitter(のツイート、DM)やブログなら強制改行が入りますが、、、
強制的に改行されて、中途半端な事になるよりは、
自分で改行を入れた方がマシ、と私は考えてます
(時折、失敗しますが(笑))
そして改行ではもう1つ、改行の多用があります
これも、本で書く文章では多分、ご法度
でも、webなら、、、
こうやって、軽いメクリの効果を付ける事ができますv
あと、文の内容が変わる時、
本の文章では、段落を分けて書くだろう時、ですね
文字間を大きく取る事で、段落分けの意味を成させています
私のwebでの文章を読んで、
『文章になってない!小学校から出直して来い!』と思った方、
webと本(紙)の違いを把握されてますか?
本なら、大体は大きくてもA4サイズで、
上下左右に余白を付けて、行間を空けて読みやすく作られているはずです
Webの場合、
やろうと思えば、画面いっぱいに、
ぎゅうぎゅう詰めに文字を羅列させることも可能です
でも、そんな文章を読みたいと思う方は少数ではないでしょうか?
そして、逆に利点として、
改行を多用したり、部分的にフォントサイズや色を変えたり、
隠し文字(背景色と文字色を同じにして、ドラッグで読ませる)を使ったり、
色々な事が出来るのです
もっと言えば、GIFアニメやFLASHを用いる事で、
動的な文章表現も可能です
本(紙)の文章と、webの文章
一長一短で、どっちが良い、という議論ではなく、
"それぞれの特性を活かした表現法が可能である"と、言いたいのです
私も一度、「緑色の砂」の"後日談"で
本の小説を真似てみました
確かに、プロっぽい雰囲気は出ますが、
そもそも、本の小説は縦書きで、webは横書き・・・
読みにくいなぁ、ってのが感想です
雰囲気だけ真似ても、読みやすさが薄れるのでは、
読んでて地味にストレスが溜まるだけですwww
上記のは、あくまで、"私ならこう考える"ってだけの話ですので、
反論・異論、色々あると思います
でも、こういう文章形態を取っているのは一応理由があるんだよ、
って事で、邪険にしないでやってくださいw
・・・多分、一番の理由は、
『私がインターネットの世界に入って最初期に読んだweb小説が
こういう形態を取っていたから』な気もするのですがwww