日々思うこととか、アニメの感想とか
かなり気まぐれです ネタバレ要注意!
4話できました
というか、前記事のとこに、緑色の砂入れ忘れた…
年単位の更新になってどうする
今回は、推理やミステリーよりもファンタジー風味です
そして見方によればベーコンレタスになります
推理は可能か不可能か……多分(表現が下手すぎて)不可能
大分長くなったけど、4回くらいで終わるはず
と、つ、げ、き(笑)
------
「は?」
耳を疑うとはこの事なんだろう
どうしてそんな展開になったのか
クラスの澤田に呼ばれて階段の踊り場に来たものの
俺は状況がうまく理解できないでいた
「立花さんは危ない……?」
「だって、彼女、生物兵器なんだろ?」
「いや、普通の人間だろう」
ハッと俺は笑いながら返す
どこをどうしたらそんな事が言えるのか
「お前じゃないか、立花が六華楓藍だって言ったの」
ちょっと待て
俺はそんなこと一言も言っていない
……はず
「いや、確かに俺の見た少女は赤っぽい髪だったけどさ」
「お前、立花に気があるのか?
だったら尚更止めろ、そのうちぐちゃぐちゃにされて殺されるぞ」
「そんなことしねぇよ」
俺が怒りを表そうとした時、チャイムの音が鳴った
次の放課、よくクラスを見てみる
立花さんは、孤立していた
今までなら、女子のグループに入り大人しいながらも仲良くお話していたはずだ
それが今では一人
誰ひとりとして彼女に話しかける人はいない
俺のせいなのか……?
俺が軽々しく六華楓藍の話をしたから……
昼の時間になっても彼女は一人のままだった
「一緒に食べる?」
「…はい」
いつも一緒に昼食をとる皇と海寺は
特に気にした様子も無く立花さんを受け入れてくれた
まだ転校して数日だけどわかる
彼女は生物兵器なんかじゃない
(まぁ、ちょっと怪しいところは有るけどな……)
海寺の熱い語りを聞きながら俺たちは昼の時間を過ごした
『六華楓藍』
六華楓藍(りっかふうらん)とは、神の一族・六華が生み出したとされる生物兵器。
「赤毛の化物」「生まれながらの生物兵器」「紅の悪魔」ともいわれる。
人の形をしているが、人には不可能な殺し方をする事で有名である。
目撃者が少ない為、不確定要素が多く、多くの謎を秘めている
1、特徴
子供の姿をしているとされている。
殺し方は独特で、人などの生き物を机や壁に埋め込んで殺したり、
内臓を滅茶苦茶に破壊したりしており、
どうやって殺めているのかは全くの不明である。
2、歴史
…………
俺はパソコンで検索をしてみた
六華楓藍同盟(?)があるなど、そこそこ知られている存在のようだった
(まさかな…)
大体何で生物兵器が俺たちの中学に転校してくるんだよ
俺はふと携帯を見ると、メールを着信している事に気付いた
「神埼さん…?」
『今晩は 突然だけど明日、学校帰りにそっちに寄っていいか?』
俺は携帯片手に返信をする
「構わねぇ 部活とかいいのか?」
『入ってないから大丈夫だ
藤崎の校門のところで待っている』
お前も助っ人だったのか……!!
俺は楓藍の事よりも神埼さんの事の方がショックが大きかった気がした
翌日、立花さんは学校を休んだ
また体調を崩したらしい
(本当にそれだけなら、いいんだけどな……)
帰り際、校門に佇む一人の少年
「こんにちは」
「あ、あぁ、こんにちは」
神埼さんだった
多少の制服の違いはあるものの、下校する藤崎の生徒に見事に調和している
「海寺君に、皇君だよね? 君たちも来てくれる?」
「え、あ、いいのか?」
「あぁ、仲間は多い方がいい」
「仲間?」
ハテナマークを浮かべる俺たちを神埼さんは引っ張って行った
着いたのは大きなお屋敷
今時あるのかと思うくらいの広さと大きさを誇るものだった
「神埼さん……? 此処は……」
「神崎でいいよ、俺の家」
「じゃあ、早速だけど、神埼、お前…」
カコーン、と獅子落としの音まで響いてくる
確か皇の家も大きかったはずだ
皇の場合は洋風なお屋敷だったが、ここは和風のお屋敷
ふと横を見ると、綺麗な日本庭園が広がっていた
(まじかよ…)
海寺なんて物珍しすぎて辺りをきょろきょろしている
(こりゃ迷ったら終わりだな)
そんな事を考えながら、俺たちは神埼の後をついて行った
綺麗なテーブルに高級そうな座布団
出された香りのいいお茶と高そうな和菓子に、
どうやったらそれらしい食べ方ができるのだろうかと真剣に考えてしまった
「あ、崩してくれていいよ 皆うちに来るとガチガチになるんだけど
もっと気楽になって」
神埼が笑いかけるも、この状況ではそれは難しそうだった
「で、要件は何なんだ?」
一人、礼儀正しく茶をすする皇にはこの空間がよく似合っていた
「うん、名探偵の久遠君に、ちょっと依頼をしたくてね」
皇を見ながらお茶を飲んでいた俺は思わず茶を吹きそうになった
「な゛!?」
「だから、依頼をね」
「ちょ…俺も呼び捨てでいい」
一息ついて苦笑いすると、神埼も笑い返してくれた
「あ、俺も海寺でいいぞ」
「俺もな、神埼」
海寺と皇が続く
……違うそこじゃない
「俺、探偵じゃないし……」
「君はもう十分な探偵だよ 警察に知り合いがいてね
連続ひき逃げ事件と青酸カリ混入事件、君が解決したそうじゃないか
それに、先日のアレ……依頼するには十分な方と見た」
「サッカー部の事件なら神埼の助け船があったからこその…」
「いいじゃないか、久遠 折角頼られているんだ
話くらい聞いても」
皇が言うと、どうも説得力がある
隣で海寺もうんうんと頷いていた
「無理そうだったら断るからな」
「いいよ でも、君の性格からして話を聞いたら
ひけないと思うけど?」
神埼は笑いを含みながら席を立つと、どこかへ行き、
しばらくしてから何か箱を持ってきた
神埼がテーブルに置いた箱の中には手紙と写真
一体何を解決しろというのか
「実は……」
------
今作は結構重要な話になるはずなんだけどな……
もうちょっと上手い表現を学びたい
というか、前記事のとこに、緑色の砂入れ忘れた…
年単位の更新になってどうする
今回は、推理やミステリーよりもファンタジー風味です
そして見方によればベーコンレタスになります
推理は可能か不可能か……多分(表現が下手すぎて)不可能
大分長くなったけど、4回くらいで終わるはず
と、つ、げ、き(笑)
------
「は?」
耳を疑うとはこの事なんだろう
どうしてそんな展開になったのか
クラスの澤田に呼ばれて階段の踊り場に来たものの
俺は状況がうまく理解できないでいた
「立花さんは危ない……?」
「だって、彼女、生物兵器なんだろ?」
「いや、普通の人間だろう」
ハッと俺は笑いながら返す
どこをどうしたらそんな事が言えるのか
「お前じゃないか、立花が六華楓藍だって言ったの」
ちょっと待て
俺はそんなこと一言も言っていない
……はず
「いや、確かに俺の見た少女は赤っぽい髪だったけどさ」
「お前、立花に気があるのか?
だったら尚更止めろ、そのうちぐちゃぐちゃにされて殺されるぞ」
「そんなことしねぇよ」
俺が怒りを表そうとした時、チャイムの音が鳴った
次の放課、よくクラスを見てみる
立花さんは、孤立していた
今までなら、女子のグループに入り大人しいながらも仲良くお話していたはずだ
それが今では一人
誰ひとりとして彼女に話しかける人はいない
俺のせいなのか……?
俺が軽々しく六華楓藍の話をしたから……
昼の時間になっても彼女は一人のままだった
「一緒に食べる?」
「…はい」
いつも一緒に昼食をとる皇と海寺は
特に気にした様子も無く立花さんを受け入れてくれた
まだ転校して数日だけどわかる
彼女は生物兵器なんかじゃない
(まぁ、ちょっと怪しいところは有るけどな……)
海寺の熱い語りを聞きながら俺たちは昼の時間を過ごした
『六華楓藍』
六華楓藍(りっかふうらん)とは、神の一族・六華が生み出したとされる生物兵器。
「赤毛の化物」「生まれながらの生物兵器」「紅の悪魔」ともいわれる。
人の形をしているが、人には不可能な殺し方をする事で有名である。
目撃者が少ない為、不確定要素が多く、多くの謎を秘めている
1、特徴
子供の姿をしているとされている。
殺し方は独特で、人などの生き物を机や壁に埋め込んで殺したり、
内臓を滅茶苦茶に破壊したりしており、
どうやって殺めているのかは全くの不明である。
2、歴史
…………
俺はパソコンで検索をしてみた
六華楓藍同盟(?)があるなど、そこそこ知られている存在のようだった
(まさかな…)
大体何で生物兵器が俺たちの中学に転校してくるんだよ
俺はふと携帯を見ると、メールを着信している事に気付いた
「神埼さん…?」
『今晩は 突然だけど明日、学校帰りにそっちに寄っていいか?』
俺は携帯片手に返信をする
「構わねぇ 部活とかいいのか?」
『入ってないから大丈夫だ
藤崎の校門のところで待っている』
お前も助っ人だったのか……!!
俺は楓藍の事よりも神埼さんの事の方がショックが大きかった気がした
翌日、立花さんは学校を休んだ
また体調を崩したらしい
(本当にそれだけなら、いいんだけどな……)
帰り際、校門に佇む一人の少年
「こんにちは」
「あ、あぁ、こんにちは」
神埼さんだった
多少の制服の違いはあるものの、下校する藤崎の生徒に見事に調和している
「海寺君に、皇君だよね? 君たちも来てくれる?」
「え、あ、いいのか?」
「あぁ、仲間は多い方がいい」
「仲間?」
ハテナマークを浮かべる俺たちを神埼さんは引っ張って行った
着いたのは大きなお屋敷
今時あるのかと思うくらいの広さと大きさを誇るものだった
「神埼さん……? 此処は……」
「神崎でいいよ、俺の家」
「じゃあ、早速だけど、神埼、お前…」
カコーン、と獅子落としの音まで響いてくる
確か皇の家も大きかったはずだ
皇の場合は洋風なお屋敷だったが、ここは和風のお屋敷
ふと横を見ると、綺麗な日本庭園が広がっていた
(まじかよ…)
海寺なんて物珍しすぎて辺りをきょろきょろしている
(こりゃ迷ったら終わりだな)
そんな事を考えながら、俺たちは神埼の後をついて行った
綺麗なテーブルに高級そうな座布団
出された香りのいいお茶と高そうな和菓子に、
どうやったらそれらしい食べ方ができるのだろうかと真剣に考えてしまった
「あ、崩してくれていいよ 皆うちに来るとガチガチになるんだけど
もっと気楽になって」
神埼が笑いかけるも、この状況ではそれは難しそうだった
「で、要件は何なんだ?」
一人、礼儀正しく茶をすする皇にはこの空間がよく似合っていた
「うん、名探偵の久遠君に、ちょっと依頼をしたくてね」
皇を見ながらお茶を飲んでいた俺は思わず茶を吹きそうになった
「な゛!?」
「だから、依頼をね」
「ちょ…俺も呼び捨てでいい」
一息ついて苦笑いすると、神埼も笑い返してくれた
「あ、俺も海寺でいいぞ」
「俺もな、神埼」
海寺と皇が続く
……違うそこじゃない
「俺、探偵じゃないし……」
「君はもう十分な探偵だよ 警察に知り合いがいてね
連続ひき逃げ事件と青酸カリ混入事件、君が解決したそうじゃないか
それに、先日のアレ……依頼するには十分な方と見た」
「サッカー部の事件なら神埼の助け船があったからこその…」
「いいじゃないか、久遠 折角頼られているんだ
話くらい聞いても」
皇が言うと、どうも説得力がある
隣で海寺もうんうんと頷いていた
「無理そうだったら断るからな」
「いいよ でも、君の性格からして話を聞いたら
ひけないと思うけど?」
神埼は笑いを含みながら席を立つと、どこかへ行き、
しばらくしてから何か箱を持ってきた
神埼がテーブルに置いた箱の中には手紙と写真
一体何を解決しろというのか
「実は……」
------
今作は結構重要な話になるはずなんだけどな……
もうちょっと上手い表現を学びたい
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