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日々思うこととか、アニメの感想とか かなり気まぐれです ネタバレ要注意!
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駄目だ…
イライラの発散法がわからない

以前のように、ブログで愚痴ってもいいんですが、
どうもPCを前にするとイライラが消えていく…

というか、頭が徐々に切り替わって思いをぶつけられない

ちょっとピリピリしてます今日この頃です

なんとか、ストレスを解消していかないと
前みたいに倒れれる状況ではないので…


すっかり寒くなってきたし、体調にも気をつけないとね

------
「「ストーカー?」」
俺と海寺の声が重なった
「お前が、か……?」
「う、ん…そうみたい」
唖然とする俺たちに、少し言いにくそうな神埼

「コレはそのストーカーから届いた手紙と付いていたものの写真だ」
「どこの女なんだ?」
「それが、どうも男の人らしいんだ」
「……どういう展開だよ
 っていうか、そういうのは警察の出番じゃないのか?知り合いのさ
 俺に依頼されたって……」
「うん、未だ大きな被害とかはないし、俺男だしで
 警察はあまり動いてくれないんだ
 それに、学校の皆にも迷惑かけたくないからできれば内緒にしたかったんだけれど」

兎にも角にも話を聞かないとどうもできない
神崎からの話の詳細を待った

「始まりは二週間前、新聞を取りに行った使用人が
 郵便受けに入っていたこの手紙を見つける」
手渡された封筒には消印も差出人の名前もなかった
その便せんの隅には日本の紋章によく使われる花…桐の花の絵が描いてあった
「手紙は翌日も入っていてね
 駄目もとで、返信を郵便受けに置いてみたんだ」これがその返信のコピー
「で、それの返事は?」
「質問には答えてくれたりくれなかったり
 一応受け取ってはくれていたよ
 次の日からには俺の好きそうなクッキーやら
 サイズもばっちりなスポーツ用のスパイクなども付いてきて」
「此方の事は調査済みってことか」
皇が続いた

「手紙だけの日もあったんだけれどね」
箱からはバサバサと手紙やらコピーやらが出てくる
一枚のルーズリーフには日付と来たもの、返信したもののコピーの番号が書いてあった

「郵便受けに張り込むとかはしたのか?」
海寺が聞く
「うん、やってみたんだけど、どうやら人の気配がすると置きに来ないらしい
 監視カメラ案も出たんだけれど、それで来なくなったら
 次にどうやって来るのか…見当もつかないからやめたんだ」
どうやら神埼はこの手紙のやり取りからストーカーを見つけ出したいらしい
確かに、手紙の受け渡しくらいなら危険度は低そうだ

「で、それを俺に解決してほしいと?」
「ここまではあくまで状況説明だ
 …どうやら、ストーカーが学校の方で事件を起こしているみたんなんだ」
「事件?」
「まだ断定はできなんだけれど、」そう、これだ
神埼は一枚の手紙を出した
『貴方を貶める者はそれなりの罰を受けるべきだと思います』
そう書かれた行にマーカーがひいてあった
「先々週の土曜日、陸上部の助っ人としてリレーに出たんだ
 そこで、俺が一着でアンカーに渡したんだけど、アンカーが転倒してしまって…」
「それは……」
仕方ないんじゃないのか?
「うん、結局3位でゴールしてね 問題はそのあとだ
 次の日、日曜にこの手紙が来て
 月曜日登校したら、そのアンカーが日曜にひき逃げにあったと聞いたんだ」
「え?ストーカーがやったのか?」
「それがわからないんだよ
 そして次の日曜…一昨日にはこの手紙」
『もし、この思い届かぬならば、多少の強引な手段をしても構わない 
 そう思い始めてしまいました』
「そこで、あの事件だ」

「マジかよ…」
海寺が驚く
俺もそこまでするかと思った
「つまり中村さんの共犯者はこのストーカーかもしれないってことか」
「まだ、可能性の範囲内だけどね」
「ちなみに、昨日と今日は何て?」
皇の問いに神埼は一枚の手紙で答えた
『天罰は下りました
 貴方をこうして思える事を幸福に思います』
「つまり、神埼が死んだら死んだで後を追う予定だったってことか」
海寺は発言しておきながら、その恐ろしさに身震いする

イカれてる
このストーカー、ヤバそうだぞ……
「この事、学校の皆は知っているのか?」
「いや、まだだ どうも言いづらくてね
 そこで久遠たちに助言でも貰おうかと思って」
「単純に、誰かを傷つけるのは止めてくれ、でいいんじゃねぇの?」
フと笑いながら海寺が言った
「『貴方を貶める者を野放しにできません』って一蹴されちゃった」秀吉さんに
「秀吉?」
「あ、あぁ…ストーカーさんの事だよ」
「名前か?」
「いや俺がつけた」
コレなんだけど…と今度はマーカーされていない手紙が出てきた

「どうやら、俺の母親が初恋か何かの相手だったらしい
 結局、その思いは届かずじまいで
 どうにも諦めきれぬところで、母親に似た俺を見つけたそうだ」
「あぁ、お市様とお茶々様か…
 でもその展開で行くとお前、すごい結末になるぞ」
「そこは気にしない方向で」
笑いながら返す神埼
とてもストーカー事件に悩んでいる少年という雰囲気はない
この状況で笑ってられるというのは…

混入されたニコチンに一瞬で気付くとか、
神埼は勘と度胸に優れているようだった

「兎に角、このストーカーの犯行を止めればいいんだな」
一緒に頑張ろう、久遠
「皇…」
「犯行を止めると言うか、学校の方の被害をなくしてほしいんだ
 何か、いい案でもあったら教えてほしい」
神埼は真剣な表情で言った

「……なんて正直、今となっては君たちを巻き込んでしまった事を後悔しつつある
 だから、依頼は引き受けなくてもいい」
「何を今更」
話を聞いた今、このまま放っておけない
神埼の言った通り俺はこの事件を解決する気になっていた
「そうだぜ、俺たちも力になるぜ」
海寺がガッツポーズをする
しかし、神埼の表情は暗かった
「何か、あるのか?」
「うん、ニコチン事件の時、俺は解毒剤をアトロピンだと言っただろう?」
「あ、あぁ」
「あの時は思い出せなかったけど、アトロピンは注射して使うものなんだ
 いや、そもそもそれ自身毒物で、危険なものだ
 そんなものを飲むなんて、よくよく考えてみると信じがたい」
「そういえば、中村はそんなもの飲んでいないと言っていたな」
皇は思い出したように言った
「あぁ、経口のニコチンの解毒剤なんて……
 もしかしたら、何かの大きな組織でも関連しているのかもしれないと思っててね」

「つまり、下手に俺たちが関わると変なのに目をつけられて
 巻き込まれる可能性があるってことか」
「そう、その危険性が……怖くなってきた」


結局俺たちは、その後神埼家の車にのせてもらい帰り、
依頼を引き受けるかどうかは各々が一度よく考えてからという事になった

俺は誰かを苦しめるような犯罪者を許せない
手紙くらいならまだしも、中学生に毒物を持たせ犯罪を行わせるなど、けして許せない

あの時の子の悲痛な叫び声は今でも頭の中に残っている
火事で家も家族も全てを失ったあの子の声が……


(考えるっていってもな……)
俺の答えは既に決まっている
とすれば、次はどう捜査するかだ

特にいい考えも浮かばないままその日の夜は過ぎて行った
------
う~ん、今回の話は重要になってくる……はずなんだけれど
セリフが多すぎて誰が何を言ってるのかよくわからないや

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