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日々思うこととか、アニメの感想とか かなり気まぐれです ネタバレ要注意!
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小林ゆうさんの「るんるんりる らんらんらら」より





どうもです

早起きするはずが昼ごろに起きて
スケジュールを軽く変更しましたどうもです




夜にオケる予定がありまして
ちょっくら行ってきました


まぁ出だしは相変わらずアリプロ
そのままアリプロ一直線でも良かったんだけれど

興味本位で薄桜鬼歌ってみました
舞風です

意外にいけた……




ただ一つ、ゲームをしていない私にもわかる











薄桜鬼はBLゲームじゃない!!


男は多いけど、乙女ゲームだってば。。。

------
次の放課に俺たちは人気のない屋上への階段に集まって話す事となった
「犯罪組織?」
「あぁ、イザナミ、イザナギ、スサノオなど
 日本神話に名前を由来する組織があるんだ
 イザナミはその中でも戦闘能力も科学技術も卓越した組織で
 今では世界最強とも言われている」
「なんでそんな事知ってるんだよ」
「まぁ、家柄、だな」
海寺の当然ともいえる質問に、皇は軽くかわす形で答えた
「解毒剤の入手ルートからそんな事が判明するとはな…」
「神埼の言った通り、大きな組織が関連していたな
 ちょっと大きすぎる気もするが」
「そのイザナミの事、もう少し詳しくわかりませんか?」
立花さんが俺の思っていた事を言ってくれた
敵を知らなければ勝つ以前に対抗することさえ難しい
「そうだな… 俺も詳しくはよくわからないんだ
 名前を知っている程度で…親に聞けばわかるかもしれないが」ただ…
「ただ?」
「最近、イザナミではカイル=マーティンと言う実力派少年が
 組織を離れて大騒ぎになったという話は聞いた事がある」
「カイル=マーティンって、あの不死身のか?」
「不死身…ですか?」
海寺の不死身と言う言葉に立花さんが反応する
かいるなんて俺は知らなかった
「あぁ、ネット調べればあるぜ
 数々の海難事故や航空事故の乗客リストに名前がのってるものの、
 それらしき遺体が発見されていないっていう謎の人物だ
 ちょっとミステリーかじってれば誰でもわかる常識的なものだ」
ふふんと海寺は自慢気に言う
皇はうんと頷いた
「恐らく、そのカイルと同一人物だとは思うが…」それ以上はどうもわからない

「つまり、カイルさんが抜けたから、かわりに神埼君が欲しいんですね」
「それだ!!」
立花さんの推理に海寺が反応する
その可能性は高いな、そう皇も答えた

「ともかく、本当にイザナミが敵だったら神埼が危ない 
 今日はこちらから東雲に向かおう」
皇の言葉に皆が頷いた


放課中に俺は神埼に、今日はこちらから向かうと連絡した
海寺も部活を休んで来てくれるそうだ

それにしても、イザナミなんて…
そんな大きな組織相手に子供がどこまで戦えるのだろうか?
ちょっとやそっとの抵抗では簡単に潰されてしまうだろう

そんな事を考えながら残りの授業を過ごしていった





「えっと、神埼君ですか?」
「はい、お会いしたんですが」
東雲中学ではまばらに生徒が下校していた
適当に生徒を捕まえて聞いてみるも、
ちゃんと待ち合わせしておけばよかったと後悔をする
「おい、笹本 神埼知ってるか?」
「神埼? あぁ、一成なら車に乗って帰ったよ」
「車?」
思わずタメで聞き返す
おかしい
ちゃんとメールで連絡したはずなのに

「どうなってるんだ?久遠」
海寺が俺の方を向く
俺だって状況が判らない
あの神埼が人との約束を破ってどこかへ行くだろうか?

黙ってしまった俺たちに笹本さんは続けた
「確か、変わった花を持った人だったな」
「見ていたんですか?」
立花さんが聞き返した
「あぁ、なんか日本の紋章みたいな逆さの花を持っていたぞ
 その花を見て一成は知り合いだから大丈夫だって言って乗った」
「日本の紋章ですか?」
皇が落ち着いて聞く
まさか……
「なんかこう、日本とか国家とかについてるような青い花だ
 どこかで見た事あるんだが…」
俺は最悪の事態を考えた
「桐の花…?」
「桐?あ、そうそう豊臣の家紋の花だ」
「……!! 一足遅かったか」
「どうかしたのか?」
俺は悔しさに拳を握りしめるも、心のどこかで何かが違う、そう考えていた
笹本さんは不思議そうに俺たちを見ている
この状況をどう彼らに話せばいい?

いや、待てよ……

「どうすんだよ、久遠」このままじゃ神埼がヤバいぞ
「携帯に連絡したらどうだ?」
海寺と皇が顔を覗かせる

「あの、つかぬ事をお伺いしますが」
俺は笹本さん達に向かいあった
海寺達はただ俺をじっと見ている
「何だ?」
「先々週、ひき逃げがあったそうですが、
 その事について詳しく聞けませんか?」
「ひき逃げ?あぁ陸部のか 神埼そんなこと他校に話したんだな
 ……俺の友人なんだよ、轢かれたの
 幸い軽傷ですんだんだけどな、曲がり道で突然轢かれたそうだ」
「先週のサッカー試合での事件を御存知ですか?」
「あぁ…毒を飲んだ御手洗も俺の友人だ
 なぁ、お前さっき久遠って…まさか
 事件を解決した藤崎の久遠か?」
「え、えぇ、まぁ」
突然の振りに俺も驚く
「あぁ、どこかで見た事ある顔だと思ったら…思い出した」
笹本さんは俺の手を握ると、俺をまじまじと見つめ始めた
「そう言う事なら協力するぜ
 でも、俺はお前を名探偵とは思わないな」
「何でだよ?」
海寺が反論する
「だって、俺も試合に出ていたからな」
「え?」
「俺、サッカー部なんだ あの時、藤崎に俺もいたんだぜ」
そんな事判るわけないだろう…
十人以上の他校生を一日で覚えきれるわけがない
「神埼は怪我した部員の補充って事で参加したんだ
 あいつ、強いからな…女子の応援団も来ていただろう?
 皆神埼が目的なんだよ」
笹本さんが笑みを浮かべる
やはり神埼は藤崎で言う皇の立場だったらしい
「おい、笹本、そろそろヤバくないか?」
「あ、やべっ 練習戻らないと」じゃあ俺はこれで

俺は笹本さんに礼を言うと、練習に戻った彼を見送った




「で、本当にどうすんだよ、久遠…」
公園によった俺たちは、その場で話しあった
「あぁ、多分なんだが、神埼は無事だ」
「イザナミの秀吉に連れ去られたんじゃねぇのかよ」
「それは俺も引っかかった」
皇はジュースを片手に言う「自ら敵地に行くなんてなんて、どうもおかしい」
「これ以上、久遠君達を巻き込まない為…ですか?」
殆ど状況説明をしていないのに立花さんは鋭い意見を放つ
「そうか…だとすると」
「いや、違う」
皇と立花さんが同時に俺を見た
「明日も東雲に行こう まだ大丈夫なはずだ」





翌日の授業後、俺達は再び東雲に向かった
立花さんはまた体調を崩して休んでいた

大丈夫と言ったものの、神埼からのメールの返信は来ず、
また電話にも出なかった

「アレ?昨日の…久遠君だっけ?」
東雲の校門で昨日捕まえた生徒が声をかけてくれた
「俺、藤田っていうんだ」おーい、笹本!!

丁度、外周を回っていたらしいサッカー部が帰ってきているところだった
笹本さんがそれを抜けて来る
「久遠、今日は神埼は休みだぜぜ
「失礼ながら、神埼とは友人ですか?」
「ん? あぁ、小学校からの付き合いだけど?」
その言葉を聞いて、俺は意を決した
「笹本さん、部活抜ける事は可能ですか?」
------
4-5はもう既にミステリーからかけ離れています(笑)
もう何が何だか謎ストーリーになってる気がする

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