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日々思うこととか、アニメの感想とか かなり気まぐれです ネタバレ要注意!
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今日は雪だるまの日




なんて言ってみる(笑)
色々とストーリー描いてみたいな

そろそろ外伝と緑色の砂の続きを書かないと…

------
「皆さん、カレーはできたようですね」ですが……

山崎先生が少し困惑している
御主人が足りないと言って取りに行った薪は
あった分で十分足りていた

山奥で携帯が繋がらない為、その事を連絡する事が出来ず
かと言って先に食べるのもどうかと思われる

鍋や飯盒からはおいしそうな匂いが漂ってくる
形はぎこちない物の、市販のルーを使っただけあって
味は大丈夫そうだ

「料理してお疲れではないですか?」
夫人がやかんと紙コップを持って席を回り始めた
「お茶を飲むくらい、バチは当たりませんよ」

ふふ、と笑みを浮かべて俺にも紙コップのお茶をくれた
ひんやりとした感覚が気持ちいい

ふと隣のテーブルを見ると、立花さんはコップを机の上に置いたまま
空を見上げていた

つられて、俺も空を見上げると、星がとても綺麗だ
(皇たち、どうしたんだろ…)

俺はコップに口を付け、それを飲み干そうとした


ガタンという音に、手がビクつく
「きゃ」
立花さんの短い悲鳴に、俺は彼女の方を見る

彼女と同じテーブルの女子が机に倒れ込んでいた

周囲でもざわめきが出始める
「おい、どうした!」
「南川さん、診てください!!」

思わず立ち上がると、何人かの生徒が倒れこんでいる
「皆さん、落ち着い、て……」
山崎先生さえも倒れ込んでしまった



「毒物…ですね」
夫人の言葉に、生徒たちは驚きと混乱を隠しきれなかった

「まずいですね この症状からして、
 今は大丈夫ですが、適切な処置をしないと脈と呼吸が止まります」
「なんとかならないんですか?」
「病院に行けば、処置ができるのですが…」ここは圏外なので
「ペンションに連れて行った方がいいんじゃないですか?」
「動かさない方がいいです」
横に寝かせるくらいなら、大丈夫ですが

生徒たちが矢継ぎ早に夫人に問いかける

倒れのは10人
皇や先生がいない今、このパニックを収束し、
彼らを助けるのは難しい事は誰もが分かっていた

「久遠、どうする?」
海寺の口調がいつもより早い「なんとかしねぇと」
「うーん」
「お前、探偵だろ?」
「そうだな…」
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事件発生、速攻解決
そして探偵という言葉に、もはや否定しない久遠(笑)

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