日々思うこととか、アニメの感想とか
かなり気まぐれです ネタバレ要注意!
コナンって結構名曲多いよね
最近の藤崎BGMはコナンに移りつつあります
あと、劇場版も見ちゃいました
ロストシップとベイカーストリート、
2回目でも中々面白かったです
次はクロスロードみたいな… (勉強しろ
今更だけど、推理物をブログで更新したら、
万が一にも先に展開読んでしまうことにやっと気付いた
名指しとかしてたらもろバレじゃないか
まぁ、私の場合頭が足りなさ過ぎて推理物になっていないから
どうでもいい杞憂かもしれないけど
う~ん、一話目だけ普通にのせる事にしようかな
とか言って、忘れて全話そのまま載せるんだよな、きっと
藤崎3話
------
「行ったれやーーーーーー!!!皇ーーーーーー!!!」
海寺の声が響く
俺も誰も、恐らく他のことなんか見えていない
ただその視線の先にはフィールドのボールがあった
白いユニフォームを着た皇はボールをドリブルしながらゴールへ進む
相手のディフェンダーを軽くかわし、
そのボールはゴールネットに突き刺さった
「ゴーーーーールッ!!!」ピピーーーー
「っしゃあ、流石皇!!」
「凄いですね あの距離で…」
「最強の助っ人だからな」
立花さんも皆に混じって拍手をする
俺や海寺に向かって、皇はフィールドから手を振っていた
皇は優等生だ
頭も良いし、運動神経も良いし、見た目も良い上に、あの性格
どうでもいい事だが、久遠より皇の方が名前としてもカッコイイ
とにかく、文武両道才色兼備まさにその通りの少年だった
そんな皇は何故か部活に入っていない
しかし、彼の運動神経を買う部活は数多く、
空手や弓道、野球部などの試合に助っ人として呼ばれる事はしばしばあった
今日は近くの東雲中学校とのサッカー試合に呼ばれていた
そして俺たちはその皇を応援すべく、休日にも関わらず中学校に登校したのである
どうやら、敵チームに負傷者が出たようである
恐らく、皇とすれ違ったディフェンダーだろう
足を痛めているようだった
「選手交代!! 神埼一成(かんざき かずなり)!!」
審判の声が響いた時、女子の声が上がったような気がした
「ふん、選手交代なんかしても皇には敵わねぇ」
何故か自分の事のように誇らしげにいう海寺
「そうですよね 皇君、強いですよね」
立花さんも海寺に同意する
サッカーはそんな個人プレーのゲームではないと思うのだが…
それに交代は負傷によるものってそんなん聞かねぇだろうなこの2人(笑)
ベンチからは交代した神埼さんが出てくる
その時、目があったような気がした
試合再開
相手側からスタートしたはずだったが
早々に皇がボールを奪う
「よっしゃあ!!」
ガッツボーズをする海寺
まだ、ゴールしてないっつーの
味方にうまくパスを回しながら、
敵を翻弄し、相手は右往左往していた
ゴール前に皇が進む
味方からのパスが皇に向かい、そのままシュート
そう思った瞬間だった
「キャーーーーーー」
「神埼くーーーーーーん!!!」
黄色い大歓声が上がる
敵プレイヤーの一人神埼さんが
皇から見事にボールを奪った
皇はなんとかボールを取ろうとするも、神埼さんはそれを軽く避ける
2人の睨みあいはしばらく続く
神崎さんは足や頭を巧みに使い、皇は彼の前に立ちふさがる
そんな時、神埼さんは何故か皇にパスを回した
「はっ、何やってんだあいつ」
海寺が馬鹿にしたように呟いた
パスをされた皇が驚いたその瞬間、
回転するようにボールを奪う神埼さん
「キャーーーーー」
「やったわーーーーーー」
再び黄色い大歓声が上がった
我に返った皇が神埼さんを追うも、
神埼さんは藤崎のフォーメーションを崩すように切り込む
まさに先ほどの皇を思わせる
そのままシュートを決められるか、そう思った時、笛の音が鳴った
「前半終了!!」
「あ、の皇が……」
「強ぇえな、東雲」
試合は2-1で俺たちのリード
しかし、先ほどの神崎さんを考えるとこのまま勝ち越す事は難しそうだった
ハーフタイムに各々のチームが集まり、休憩を兼ねて作戦が伝えられる
両チームともベンチに集まり、何かを話し合っているようだった
俺たちはそんなチームを邪魔しないように、
でも正直ちょっと話したいそんな気分を抱きながら
藤崎のベンチへ向かった
そしてもう一人藤崎のベンチに向かう少年がいた
彼は皇に後ろから声をかける
「君、強いな」
「えっと、神崎さんでしたか?」
「タメでいいよ、同じ二年生だし」
「そうか」
2人の笑みが重なった
向こうのチームはドリンクを飲み、休憩している
藤崎はというと、神崎さんの登場により
作戦会議ができなくなっている
この人は何を考えているのだろうか
いくら交流試合とはいえ、こんな短い時間に来なくてもいいのに
「神埼せんぱーーーーいっ!!」
ほらチームの人が呼びに来た
「高橋(たかはし)さん」すみません
神崎さんはマネージャーらしき女子の高橋さんからペットボトルを受け取る
ペットボトルには神埼と名前が書いてあった
彼はゆっくりとした動作でふたを開けると、
一瞬、口をつけ、すぐにはなした
「高橋さん、これ…」
「御手洗君!!」
叫びに似た悲鳴が聞こえてきた
東雲のベンチを見ると数人がお腹を抱えて倒れ込んでいる
大きなざわつきが広がろうとしていた
「救急車を呼べ!!」
神崎さんの声が響いた
------
化身大戦にしても面白かったかもしれない
やべぇ、紅茶砂糖が溶け残った…… (入れすぎです
最近の藤崎BGMはコナンに移りつつあります
あと、劇場版も見ちゃいました
ロストシップとベイカーストリート、
2回目でも中々面白かったです
次はクロスロードみたいな… (勉強しろ
今更だけど、推理物をブログで更新したら、
万が一にも先に展開読んでしまうことにやっと気付いた
名指しとかしてたらもろバレじゃないか
まぁ、私の場合頭が足りなさ過ぎて推理物になっていないから
どうでもいい杞憂かもしれないけど
う~ん、一話目だけ普通にのせる事にしようかな
とか言って、忘れて全話そのまま載せるんだよな、きっと
藤崎3話
------
「行ったれやーーーーーー!!!皇ーーーーーー!!!」
海寺の声が響く
俺も誰も、恐らく他のことなんか見えていない
ただその視線の先にはフィールドのボールがあった
白いユニフォームを着た皇はボールをドリブルしながらゴールへ進む
相手のディフェンダーを軽くかわし、
そのボールはゴールネットに突き刺さった
「ゴーーーーールッ!!!」ピピーーーー
「っしゃあ、流石皇!!」
「凄いですね あの距離で…」
「最強の助っ人だからな」
立花さんも皆に混じって拍手をする
俺や海寺に向かって、皇はフィールドから手を振っていた
皇は優等生だ
頭も良いし、運動神経も良いし、見た目も良い上に、あの性格
どうでもいい事だが、久遠より皇の方が名前としてもカッコイイ
とにかく、文武両道才色兼備まさにその通りの少年だった
そんな皇は何故か部活に入っていない
しかし、彼の運動神経を買う部活は数多く、
空手や弓道、野球部などの試合に助っ人として呼ばれる事はしばしばあった
今日は近くの東雲中学校とのサッカー試合に呼ばれていた
そして俺たちはその皇を応援すべく、休日にも関わらず中学校に登校したのである
どうやら、敵チームに負傷者が出たようである
恐らく、皇とすれ違ったディフェンダーだろう
足を痛めているようだった
「選手交代!! 神埼一成(かんざき かずなり)!!」
審判の声が響いた時、女子の声が上がったような気がした
「ふん、選手交代なんかしても皇には敵わねぇ」
何故か自分の事のように誇らしげにいう海寺
「そうですよね 皇君、強いですよね」
立花さんも海寺に同意する
サッカーはそんな個人プレーのゲームではないと思うのだが…
それに交代は負傷によるものってそんなん聞かねぇだろうなこの2人(笑)
ベンチからは交代した神埼さんが出てくる
その時、目があったような気がした
試合再開
相手側からスタートしたはずだったが
早々に皇がボールを奪う
「よっしゃあ!!」
ガッツボーズをする海寺
まだ、ゴールしてないっつーの
味方にうまくパスを回しながら、
敵を翻弄し、相手は右往左往していた
ゴール前に皇が進む
味方からのパスが皇に向かい、そのままシュート
そう思った瞬間だった
「キャーーーーーー」
「神埼くーーーーーーん!!!」
黄色い大歓声が上がる
敵プレイヤーの一人神埼さんが
皇から見事にボールを奪った
皇はなんとかボールを取ろうとするも、神埼さんはそれを軽く避ける
2人の睨みあいはしばらく続く
神崎さんは足や頭を巧みに使い、皇は彼の前に立ちふさがる
そんな時、神埼さんは何故か皇にパスを回した
「はっ、何やってんだあいつ」
海寺が馬鹿にしたように呟いた
パスをされた皇が驚いたその瞬間、
回転するようにボールを奪う神埼さん
「キャーーーーー」
「やったわーーーーーー」
再び黄色い大歓声が上がった
我に返った皇が神埼さんを追うも、
神埼さんは藤崎のフォーメーションを崩すように切り込む
まさに先ほどの皇を思わせる
そのままシュートを決められるか、そう思った時、笛の音が鳴った
「前半終了!!」
「あ、の皇が……」
「強ぇえな、東雲」
試合は2-1で俺たちのリード
しかし、先ほどの神崎さんを考えるとこのまま勝ち越す事は難しそうだった
ハーフタイムに各々のチームが集まり、休憩を兼ねて作戦が伝えられる
両チームともベンチに集まり、何かを話し合っているようだった
俺たちはそんなチームを邪魔しないように、
でも正直ちょっと話したいそんな気分を抱きながら
藤崎のベンチへ向かった
そしてもう一人藤崎のベンチに向かう少年がいた
彼は皇に後ろから声をかける
「君、強いな」
「えっと、神崎さんでしたか?」
「タメでいいよ、同じ二年生だし」
「そうか」
2人の笑みが重なった
向こうのチームはドリンクを飲み、休憩している
藤崎はというと、神崎さんの登場により
作戦会議ができなくなっている
この人は何を考えているのだろうか
いくら交流試合とはいえ、こんな短い時間に来なくてもいいのに
「神埼せんぱーーーーいっ!!」
ほらチームの人が呼びに来た
「高橋(たかはし)さん」すみません
神崎さんはマネージャーらしき女子の高橋さんからペットボトルを受け取る
ペットボトルには神埼と名前が書いてあった
彼はゆっくりとした動作でふたを開けると、
一瞬、口をつけ、すぐにはなした
「高橋さん、これ…」
「御手洗君!!」
叫びに似た悲鳴が聞こえてきた
東雲のベンチを見ると数人がお腹を抱えて倒れ込んでいる
大きなざわつきが広がろうとしていた
「救急車を呼べ!!」
神崎さんの声が響いた
------
化身大戦にしても面白かったかもしれない
やべぇ、紅茶砂糖が溶け残った…… (入れすぎです
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3話にでてくる某キャラの名前がしっくりこずに、
結構な時間を検索と推敲に費やしていました
う~ん、まだトリックとか事件とかそういうことは
全く考えてないんだけどね
何気に不知火夜一って名前カッコいいかもしれない(笑)
俺の嫁だけどね
皇君と海寺君は実はまだ下の名前決まってません
まぁ多分出てくる機会は相当ないと思う
藤崎ストーリー
------
「またお手柄だったな、久遠君」
「堀田刑事、ちょっといいですか?」
「どうした?」
堀田刑事は川崎さんを糸川刑事に任せるとキッチンに残ってくれた
他のコックも外へ出、今ここには2人しかいない
「気付いてますよね」
「まぁ、な」
「ドラマの毒殺シーンではよく見ますけど、青酸カリでは吐血はしない」
「あぁそうだ」
「じゃあ、2人目に倒れた男性には何が起こったのか…それが解からないんです」
「ふん、君は相当の推理マニアかね?
その通りだ 彼は毒物による中毒死ではない」
「では、何が……」
「彼の内臓がぐちゃぐちゃに乱されていたそうだ」
「え……?」
内臓がぐちゃぐちゃ?
突然の発言に俺は全く想像がつかなかった
「ふん、つまり普通の殺しではないという事だ」
「??」
「これは知らない方がいいと思うぞ」
そう告げると堀田刑事はキッチンを出て行った
1人になった俺はキッチンを出ようとする
そこに
コツリ
人の気配がした
否、椅子か何かが何かに当たって動く音だ
途端に物凄い恐怖が俺を襲う
後ろを見る事が物凄い恐ろしい事に思えた
しかし、俺の心には好奇心と言うものもあった
振り返るとそこには……
「立花…さん……?」
赤っぽい髪、黒いフード付きの服に、黒いブーツ
さっき見た子だ
いや、よく似ているが別人だ
俺は刹那にそう思った、いや、思おうとした
「よくわかりましたね
僕はさっぱりでした」
「……」
「あの男を殺したのも、僕だって気付いていたんですか?」
どうすればいい、声が出ない
いや、出たところで何と言えばいい?
俺はただ棒立ちしているしかなかった
「青酸カリってそんな面白いものだったんですね
後で詳しく聞いてみようかと思います」
「君……」
やっと声が出た
時が動く
そんな空気を崩したのは親しい声だった
「「久遠!!」」
振り向くと皇と海寺、天地先生がキッチンに入ってくる
一番最初に入りこんだ皇が俺の顔を見て驚くのがわかった
皇が入り口付近で立ち止まる
その後ろでうわっという海寺の声がした
「久遠、お前……」
「心配したんだぞ、全然出てこないから」
「いや…大丈夫だ」
振り返るともう、彼女の姿はない
そもそもどの瞬間に入ってきたのかもわからない
前からいた…?いやそれはない
どう見てもただの中学生の女の子だ
そんな子がファミレスのキッチンにいたら明らかに不審である
俺は様々な事を考えながら
後日また聴取にまいります、そんな堀田刑事の声を聞いていた
「立花さんさ、昨日何処にいた?」
「昨日ですか?」
一日ぶりにみる彼女の顔は本当に具合が悪かったのだろう
元々白っぽい顔が更に青白く見えた
「家で休んでました」
「だよなぁ」
「何かあったんですか…?いえ、ありましたね話は聞きました
でも、私と何か関係があったんですか?」
「いや、昨日昼食を取ったデパートで
立花さんに似た女の子がいたからさ、ちょっとな」
気にしないでくれ、そう言うと俺は彼女との登校を楽しんだ
クラスに着くと、何やら騒ぎが起きていた
「しってるか、昨日六華楓藍(リッカ フウラン)が出たらしいぜ」
「フウランってあのリアル悪魔の?」
「あぁ、俺の親医者だろ?
で、昨日の毒物事件の被害者や近藤が運ばれてきたんだけどさ
一人、内臓がぐちゃぐちゃにされていた人がいて
とても人間技じゃねぇって話になって」
「それで生物兵器六華楓藍の仕業だと?」
「あぁ、間違いねぇ 親は信じなかったが、俺はそう信じてる」
隣のクラスの奴らが教室で大騒ぎをしている
聞いた事はある
なんか、生物兵器なんだか悪魔なんだかよくわからんが、
とにかく恐ろしい人(?)らしい
そんな時、俺はボツリと言ってしまった
「あれ、六華楓藍だったんだ……」
耳ざとい海寺がソレを聞き逃すはずもなく
「お前、楓藍見たのか?」
それは驚きも含めそれなりの音量だった
「マジかよ、久遠」
「どんなんだった?」
「よく無事だったな、楓藍って目撃者全員殺しているんだろ?」
騒ぎの中心が俺になる
俺は言ってしまってからしまったと思った
時すでに遅く、周囲がざわつき始める
「いや、ちょっと不審な女の子を見かけただけだから」
「どんなどんな?」
「赤っぽい髪の可愛い子だった」
「なんか話でもしたか?」
「青酸カリに興味をもったらしい」
俺は質問に正直に答える
そんな俺を、立花さんはなんとも言えない顔で見ていた
そしてその後、俺はこの事を大きく後悔するのだった
------
楓藍とかテストの時、名前書くの面倒そうだよね
まぁ、黒矛よりはずっとましか… (意味的に
結構な時間を検索と推敲に費やしていました
う~ん、まだトリックとか事件とかそういうことは
全く考えてないんだけどね
何気に不知火夜一って名前カッコいいかもしれない(笑)
俺の嫁だけどね
皇君と海寺君は実はまだ下の名前決まってません
まぁ多分出てくる機会は相当ないと思う
藤崎ストーリー
------
「またお手柄だったな、久遠君」
「堀田刑事、ちょっといいですか?」
「どうした?」
堀田刑事は川崎さんを糸川刑事に任せるとキッチンに残ってくれた
他のコックも外へ出、今ここには2人しかいない
「気付いてますよね」
「まぁ、な」
「ドラマの毒殺シーンではよく見ますけど、青酸カリでは吐血はしない」
「あぁそうだ」
「じゃあ、2人目に倒れた男性には何が起こったのか…それが解からないんです」
「ふん、君は相当の推理マニアかね?
その通りだ 彼は毒物による中毒死ではない」
「では、何が……」
「彼の内臓がぐちゃぐちゃに乱されていたそうだ」
「え……?」
内臓がぐちゃぐちゃ?
突然の発言に俺は全く想像がつかなかった
「ふん、つまり普通の殺しではないという事だ」
「??」
「これは知らない方がいいと思うぞ」
そう告げると堀田刑事はキッチンを出て行った
1人になった俺はキッチンを出ようとする
そこに
コツリ
人の気配がした
否、椅子か何かが何かに当たって動く音だ
途端に物凄い恐怖が俺を襲う
後ろを見る事が物凄い恐ろしい事に思えた
しかし、俺の心には好奇心と言うものもあった
振り返るとそこには……
「立花…さん……?」
赤っぽい髪、黒いフード付きの服に、黒いブーツ
さっき見た子だ
いや、よく似ているが別人だ
俺は刹那にそう思った、いや、思おうとした
「よくわかりましたね
僕はさっぱりでした」
「……」
「あの男を殺したのも、僕だって気付いていたんですか?」
どうすればいい、声が出ない
いや、出たところで何と言えばいい?
俺はただ棒立ちしているしかなかった
「青酸カリってそんな面白いものだったんですね
後で詳しく聞いてみようかと思います」
「君……」
やっと声が出た
時が動く
そんな空気を崩したのは親しい声だった
「「久遠!!」」
振り向くと皇と海寺、天地先生がキッチンに入ってくる
一番最初に入りこんだ皇が俺の顔を見て驚くのがわかった
皇が入り口付近で立ち止まる
その後ろでうわっという海寺の声がした
「久遠、お前……」
「心配したんだぞ、全然出てこないから」
「いや…大丈夫だ」
振り返るともう、彼女の姿はない
そもそもどの瞬間に入ってきたのかもわからない
前からいた…?いやそれはない
どう見てもただの中学生の女の子だ
そんな子がファミレスのキッチンにいたら明らかに不審である
俺は様々な事を考えながら
後日また聴取にまいります、そんな堀田刑事の声を聞いていた
「立花さんさ、昨日何処にいた?」
「昨日ですか?」
一日ぶりにみる彼女の顔は本当に具合が悪かったのだろう
元々白っぽい顔が更に青白く見えた
「家で休んでました」
「だよなぁ」
「何かあったんですか…?いえ、ありましたね話は聞きました
でも、私と何か関係があったんですか?」
「いや、昨日昼食を取ったデパートで
立花さんに似た女の子がいたからさ、ちょっとな」
気にしないでくれ、そう言うと俺は彼女との登校を楽しんだ
クラスに着くと、何やら騒ぎが起きていた
「しってるか、昨日六華楓藍(リッカ フウラン)が出たらしいぜ」
「フウランってあのリアル悪魔の?」
「あぁ、俺の親医者だろ?
で、昨日の毒物事件の被害者や近藤が運ばれてきたんだけどさ
一人、内臓がぐちゃぐちゃにされていた人がいて
とても人間技じゃねぇって話になって」
「それで生物兵器六華楓藍の仕業だと?」
「あぁ、間違いねぇ 親は信じなかったが、俺はそう信じてる」
隣のクラスの奴らが教室で大騒ぎをしている
聞いた事はある
なんか、生物兵器なんだか悪魔なんだかよくわからんが、
とにかく恐ろしい人(?)らしい
そんな時、俺はボツリと言ってしまった
「あれ、六華楓藍だったんだ……」
耳ざとい海寺がソレを聞き逃すはずもなく
「お前、楓藍見たのか?」
それは驚きも含めそれなりの音量だった
「マジかよ、久遠」
「どんなんだった?」
「よく無事だったな、楓藍って目撃者全員殺しているんだろ?」
騒ぎの中心が俺になる
俺は言ってしまってからしまったと思った
時すでに遅く、周囲がざわつき始める
「いや、ちょっと不審な女の子を見かけただけだから」
「どんなどんな?」
「赤っぽい髪の可愛い子だった」
「なんか話でもしたか?」
「青酸カリに興味をもったらしい」
俺は質問に正直に答える
そんな俺を、立花さんはなんとも言えない顔で見ていた
そしてその後、俺はこの事を大きく後悔するのだった
------
楓藍とかテストの時、名前書くの面倒そうだよね
まぁ、黒矛よりはずっとましか… (意味的に
体調崩して寝てました(笑)
う~ん、明日は学校行かないといけないので
治っていてほしいものですが
カラオケやおいん計画乗ったッ!!
藤崎ストーリー
------
場所をキッチンへ移すと俺は深呼吸した
「何かわかったのか?」久遠君?
「誰かを外へ出すと証拠を捨てられる可能性があります」
「証拠だと?」
偉そうにしている俺は中学二年生
相手は恐らく大学以上
侮られているのは事実だった
「わかったんです 毒物を混入させた方法が」
「先ほどの冷食毒物混入事件の話か?」
こちらから向こうの話が聞こえていたのだ
こちらの話も聞かれていた可能性は十分あった
「しかし、残念ながらうちでは袋に入った食品はないよ
あったとしても調理で毒がなんとかなってしまわないか?」
「食品ではないんですよ」
刑事さんは2人とも黙って俺を見ていた
「毒物が注射されたのは、お絞りです」
堀田刑事が頷くのが見えた
「お絞り…しかしそんなもの…」
「あなたですよね」
俺は見るべき人をしっかりと見ると、ゆっくり口を開いた
「川崎さん」
「なぜ俺だと?」
「あなたはひったくり騒ぎのときに外へ出なかったといった
そのスキに毒を注入したんだ」
「言いがかりだな」
「あなたは昨日のドラマのダイイングメッセージが化学記号だと言った
そんなもの化学を専門にしていないと思いつきませんよ」
事実、昨日のドラマで殺された人物は化学の大学教授
化学記号なんて日常だろう
「確かに俺は化学科に所属しているが、
青酸カリなんて盗んだらすぐにばれるさ」
俺は思わず、口がニヤけた
堀田刑事もそれに気づく
「ほぉ、どうして毒物が青酸カリだと?」
「そ、それは…」
間誤付くばかりの川崎さんに俺はゆっくりと続けた
「ばれても良かったんですよね
殺意がなかったのだから」
「どういう事だい?」
ずっとメモをしていた糸川刑事が顔を上げた
「青酸カリってのは空気中に放っておくと毒性がなくなるんです
それに味もきついから、食品に混ぜされたら大抵の人は気付くと言われています
だからばれにくいような少量を注射した」そうですよね?
「……」
「あなたのポケットの中身、見せて貰ってもいいですか?
中に入っているはずです
あなたがお手洗いに行くふりをして捨てようとした注射器が」
「それに毒の入っていたお絞りの袋にもお前の指紋が付いているだろうな」
堀田刑事が続けた
「まさか数時間で…しかもガキにばれるとはな」予想外だ
川崎さんはキッチン台に体重を預けた
「一度やってみたかったんだよ、こういうの
なんかこう、すっきりしないかな…なんてな」
はっはと笑いながら話した「面白そうだと思った事はないか?」
そこで堀田刑事の電話が鳴る
しばらく堀田刑事が電話に応答する声とホールから聞こえる皆の会話の声だけが響いていた
堀田刑事は携帯を閉じると川崎さんの肩に手をかける
「殺人容疑で逮捕だ」
「殺人だと…っ ありえない
ガキの言ったように青酸カリ…シアン化カリウムは空気中においておくと無毒化するし、
そこまで大量に注射していない!! ありえない!!」
「2人の死亡が確認された」
川崎さんはがっくりと項垂れると、そのまますとんと床に座り込んだ
「どんな理由であっても、こんなことしては駄目ですよ」
「何だと…」
相手は子供なんだ、普通には聞き入れてくれないのは解っていた
それでも俺は…
「毒を盛られた被害者の苦しみ、現場を見てしまった人の辛さ
遺族となってしまった人の悲しみ…あなたにそれが理解できますか?」
俺は知っている
遺族でも被害者でもないけれど、俺は知っている
「こんなこと悪戯心でする事じゃないですよ、
そんなんよりずっと罪は重い」
「君は……」
勝った
俺は心の中でそう思った
------
事件解明
展開早い……
もうちょっと続きます
う~ん、明日は学校行かないといけないので
治っていてほしいものですが
カラオケやおいん計画乗ったッ!!
藤崎ストーリー
------
場所をキッチンへ移すと俺は深呼吸した
「何かわかったのか?」久遠君?
「誰かを外へ出すと証拠を捨てられる可能性があります」
「証拠だと?」
偉そうにしている俺は中学二年生
相手は恐らく大学以上
侮られているのは事実だった
「わかったんです 毒物を混入させた方法が」
「先ほどの冷食毒物混入事件の話か?」
こちらから向こうの話が聞こえていたのだ
こちらの話も聞かれていた可能性は十分あった
「しかし、残念ながらうちでは袋に入った食品はないよ
あったとしても調理で毒がなんとかなってしまわないか?」
「食品ではないんですよ」
刑事さんは2人とも黙って俺を見ていた
「毒物が注射されたのは、お絞りです」
堀田刑事が頷くのが見えた
「お絞り…しかしそんなもの…」
「あなたですよね」
俺は見るべき人をしっかりと見ると、ゆっくり口を開いた
「川崎さん」
「なぜ俺だと?」
「あなたはひったくり騒ぎのときに外へ出なかったといった
そのスキに毒を注入したんだ」
「言いがかりだな」
「あなたは昨日のドラマのダイイングメッセージが化学記号だと言った
そんなもの化学を専門にしていないと思いつきませんよ」
事実、昨日のドラマで殺された人物は化学の大学教授
化学記号なんて日常だろう
「確かに俺は化学科に所属しているが、
青酸カリなんて盗んだらすぐにばれるさ」
俺は思わず、口がニヤけた
堀田刑事もそれに気づく
「ほぉ、どうして毒物が青酸カリだと?」
「そ、それは…」
間誤付くばかりの川崎さんに俺はゆっくりと続けた
「ばれても良かったんですよね
殺意がなかったのだから」
「どういう事だい?」
ずっとメモをしていた糸川刑事が顔を上げた
「青酸カリってのは空気中に放っておくと毒性がなくなるんです
それに味もきついから、食品に混ぜされたら大抵の人は気付くと言われています
だからばれにくいような少量を注射した」そうですよね?
「……」
「あなたのポケットの中身、見せて貰ってもいいですか?
中に入っているはずです
あなたがお手洗いに行くふりをして捨てようとした注射器が」
「それに毒の入っていたお絞りの袋にもお前の指紋が付いているだろうな」
堀田刑事が続けた
「まさか数時間で…しかもガキにばれるとはな」予想外だ
川崎さんはキッチン台に体重を預けた
「一度やってみたかったんだよ、こういうの
なんかこう、すっきりしないかな…なんてな」
はっはと笑いながら話した「面白そうだと思った事はないか?」
そこで堀田刑事の電話が鳴る
しばらく堀田刑事が電話に応答する声とホールから聞こえる皆の会話の声だけが響いていた
堀田刑事は携帯を閉じると川崎さんの肩に手をかける
「殺人容疑で逮捕だ」
「殺人だと…っ ありえない
ガキの言ったように青酸カリ…シアン化カリウムは空気中においておくと無毒化するし、
そこまで大量に注射していない!! ありえない!!」
「2人の死亡が確認された」
川崎さんはがっくりと項垂れると、そのまますとんと床に座り込んだ
「どんな理由であっても、こんなことしては駄目ですよ」
「何だと…」
相手は子供なんだ、普通には聞き入れてくれないのは解っていた
それでも俺は…
「毒を盛られた被害者の苦しみ、現場を見てしまった人の辛さ
遺族となってしまった人の悲しみ…あなたにそれが理解できますか?」
俺は知っている
遺族でも被害者でもないけれど、俺は知っている
「こんなこと悪戯心でする事じゃないですよ、
そんなんよりずっと罪は重い」
「君は……」
勝った
俺は心の中でそう思った
------
事件解明
展開早い……
もうちょっと続きます
PC重い
いえ、無双とかそういう意味ではないです
動作がものすごく重い
特に開始十分くらいの間
なんか対策考えないとな…
発表、なんとか終わりました
っていうか、そんなこと聞いてねぇよって事もあったんですが
まぁいいや
灯火嬢の2人見てたら一気に吹っ飛んだよ(笑)
藤崎ストーリー
------
穏やかだった社会見学が突然血まみれの事件と化してしまった
俺たち藤崎中学生がいたからであろう
堀田刑事と糸川刑事が来ていた
倒れたのは5人
彼らは全員すぐさま救急車で運ばれていった
「と言う事は、食事中に全員が急に苦しみだしたというわけですな」
ふーん、と堀田刑事が口に手を当てる「毒物でも混入したか?」
鑑識らしき人が堀田刑事に近付き、何かを耳打ちする
堀田刑事は何度か頷き、そして大きく告げた
「皆さんにはもうしばらくここにいてもらいます」
天地先生が堀田刑事に何か詰め寄ったが、
堀田刑事は首を横に振るばかりだった
恐らく俺たち生徒を帰してほしいそんな感じのことなんだろう
「これは事件だっていうのか!!」
一人の男性が立ち上がる
「だったら怪しいのはこいつだ
俺たちが来る前からずっと席にいながらも何も食べていない!!」
指差す先には黒いコートを着た男性がいた
確かにこの時期に黒コートはおかしい
糸川刑事が、失礼ながらお名前とご職業は…?と聞くのが聞こえた
「嵯峨野(さがの)です 職業は医大生でして……」
「ここにいらっしゃった理由は?」
「今日は大学が休みなので皆でデパートに行こうという事になって…
友人を待っているんです
どうやら数十分遅れてるようですが…」
「そうですか…」
そこへ糸川刑事が堀田刑事に近付く
2人は恐らく嵯峨野さんに聞こえないくらいの音量で会話をしているようだった
「病院からの連絡では、かれらはやはり毒物による中毒と思われます
お手数ですが、少々話を聞かせてもらいます」
堀田刑事が皆に聞こえるように言った
そこへ近づくは天地先生
「近藤は…被害者たちの容態はどうなんですか?」
クラスの注目が堀田刑事に注がれる
「一人は重体だが、少年なら意識はあり現在懸命な治療が行われているそうだ」
多少の安堵が聞こえた気がした
「そう、話していた時でした」
調理場に席が近いだけあり、店員たちの事情聴取が聞こえる
「ふん、詳しく聞かせてもらおうか」
「たしか、昨日の推理ドラマの話を
同じキッチンを任されている川崎(かわさき)たちとしていたんです」
「水野(みずの)が345327という数字の意味をどうしても知りたいと言っていたので」
「中村(なかむら)は金庫などの暗証番号ではないかと推理したんですが
川崎が犯人の名前だって言いだして」
「具体的にはどういうものだったんですか?」
糸川刑事の声が聞こえた
これは聴取なのか興味なのか正直よくわからない
「昨日の9時のドラマで345327っていうダイイングメッセージがあったんです」
「それが元素番号で、セリン、沃素、コバルト…Se、I、Coでセイコが犯人だと」
「そんな時だったな、中村
外から悲鳴のような声が聞こえて…」
「まだ準備中だったので外へ見に行ったんです
そしたら、ひったくり騒ぎがありまして…」
「俺は外に出ていないけどな」
「そうなのか?川崎…」
「あぁ 俺は水野達とは違って野次馬精神は持たないからな」
「そうですか ありがとうございます」
糸川刑事の礼儀正しそうな声がした
俺たちも一通り事情聴取を受け、
食べていた時の状況、倒れた時の様子、席順など
細かい事や関係ないような事まで色々話した
堀田刑事が鑑識から渡された書類を見る
ボツリとした声が聞こえた
「ふん、パンにお絞りにコップ…いろんなところから検出されているな…」
どうやら、何かしらの経路でどこかで毒を触り、
それが最終的にパンに着き、中毒を起こしたらしい
そういえばと斜め前をみると嵯峨野さんが携帯を片手に持っていた
待っているという友人はいつ来るのだろうか
医大生なら毒物には詳しそうなものなのだが……
「毒と言えば」
暇を持て余している海寺が話を始めた
「数年前にあったよな、冷食に毒物が混入してたの」
「そういえばあったな」
皇が続けた
「あったあったそういう事件」
俺もそのニュースを思い出す
確か、袋に入った冷凍食品に外から注射器で注射をして毒物を混入させたという……
え……?
「それだ」
「は?どうした久遠?」
「おいまさか」
驚くばかりの海寺に同じ事を考えているだろう皇
俺は徐に席を立つと、堀田刑事に近付いて行った
「あの、すみませんお手洗い行っていいですか?」
コックの一人が先を越す
「あぁ、構わな「待って下さい」」
クラスの皆は暇すぎて各々が色々話している
今、俺を見ているのは海寺と皇、天地先生くらいだった
------
ここまでで推理可能だと思う
展開早い気もするけど仕方ない
みてら君みてら君
ちゃんと登場人物くらい覚えないと
いえ、無双とかそういう意味ではないです
動作がものすごく重い
特に開始十分くらいの間
なんか対策考えないとな…
発表、なんとか終わりました
っていうか、そんなこと聞いてねぇよって事もあったんですが
まぁいいや
灯火嬢の2人見てたら一気に吹っ飛んだよ(笑)
藤崎ストーリー
------
穏やかだった社会見学が突然血まみれの事件と化してしまった
俺たち藤崎中学生がいたからであろう
堀田刑事と糸川刑事が来ていた
倒れたのは5人
彼らは全員すぐさま救急車で運ばれていった
「と言う事は、食事中に全員が急に苦しみだしたというわけですな」
ふーん、と堀田刑事が口に手を当てる「毒物でも混入したか?」
鑑識らしき人が堀田刑事に近付き、何かを耳打ちする
堀田刑事は何度か頷き、そして大きく告げた
「皆さんにはもうしばらくここにいてもらいます」
天地先生が堀田刑事に何か詰め寄ったが、
堀田刑事は首を横に振るばかりだった
恐らく俺たち生徒を帰してほしいそんな感じのことなんだろう
「これは事件だっていうのか!!」
一人の男性が立ち上がる
「だったら怪しいのはこいつだ
俺たちが来る前からずっと席にいながらも何も食べていない!!」
指差す先には黒いコートを着た男性がいた
確かにこの時期に黒コートはおかしい
糸川刑事が、失礼ながらお名前とご職業は…?と聞くのが聞こえた
「嵯峨野(さがの)です 職業は医大生でして……」
「ここにいらっしゃった理由は?」
「今日は大学が休みなので皆でデパートに行こうという事になって…
友人を待っているんです
どうやら数十分遅れてるようですが…」
「そうですか…」
そこへ糸川刑事が堀田刑事に近付く
2人は恐らく嵯峨野さんに聞こえないくらいの音量で会話をしているようだった
「病院からの連絡では、かれらはやはり毒物による中毒と思われます
お手数ですが、少々話を聞かせてもらいます」
堀田刑事が皆に聞こえるように言った
そこへ近づくは天地先生
「近藤は…被害者たちの容態はどうなんですか?」
クラスの注目が堀田刑事に注がれる
「一人は重体だが、少年なら意識はあり現在懸命な治療が行われているそうだ」
多少の安堵が聞こえた気がした
「そう、話していた時でした」
調理場に席が近いだけあり、店員たちの事情聴取が聞こえる
「ふん、詳しく聞かせてもらおうか」
「たしか、昨日の推理ドラマの話を
同じキッチンを任されている川崎(かわさき)たちとしていたんです」
「水野(みずの)が345327という数字の意味をどうしても知りたいと言っていたので」
「中村(なかむら)は金庫などの暗証番号ではないかと推理したんですが
川崎が犯人の名前だって言いだして」
「具体的にはどういうものだったんですか?」
糸川刑事の声が聞こえた
これは聴取なのか興味なのか正直よくわからない
「昨日の9時のドラマで345327っていうダイイングメッセージがあったんです」
「それが元素番号で、セリン、沃素、コバルト…Se、I、Coでセイコが犯人だと」
「そんな時だったな、中村
外から悲鳴のような声が聞こえて…」
「まだ準備中だったので外へ見に行ったんです
そしたら、ひったくり騒ぎがありまして…」
「俺は外に出ていないけどな」
「そうなのか?川崎…」
「あぁ 俺は水野達とは違って野次馬精神は持たないからな」
「そうですか ありがとうございます」
糸川刑事の礼儀正しそうな声がした
俺たちも一通り事情聴取を受け、
食べていた時の状況、倒れた時の様子、席順など
細かい事や関係ないような事まで色々話した
堀田刑事が鑑識から渡された書類を見る
ボツリとした声が聞こえた
「ふん、パンにお絞りにコップ…いろんなところから検出されているな…」
どうやら、何かしらの経路でどこかで毒を触り、
それが最終的にパンに着き、中毒を起こしたらしい
そういえばと斜め前をみると嵯峨野さんが携帯を片手に持っていた
待っているという友人はいつ来るのだろうか
医大生なら毒物には詳しそうなものなのだが……
「毒と言えば」
暇を持て余している海寺が話を始めた
「数年前にあったよな、冷食に毒物が混入してたの」
「そういえばあったな」
皇が続けた
「あったあったそういう事件」
俺もそのニュースを思い出す
確か、袋に入った冷凍食品に外から注射器で注射をして毒物を混入させたという……
え……?
「それだ」
「は?どうした久遠?」
「おいまさか」
驚くばかりの海寺に同じ事を考えているだろう皇
俺は徐に席を立つと、堀田刑事に近付いて行った
「あの、すみませんお手洗い行っていいですか?」
コックの一人が先を越す
「あぁ、構わな「待って下さい」」
クラスの皆は暇すぎて各々が色々話している
今、俺を見ているのは海寺と皇、天地先生くらいだった
------
ここまでで推理可能だと思う
展開早い気もするけど仕方ない
みてら君みてら君
ちゃんと登場人物くらい覚えないと
ハロウィンだというのに
呑気に殺人事件更新しておきます(笑)
まだ、3話は事件も何もできていない……
この調子だと、3話より先に他のを更新しそうです
先生から英語の論文を渡されたわけですが、
発表は明日なんだよね…
一晩で読めってか?(笑)
いいよいいよ、関連する部分の簡単そうなとこだけ読むよ
αとかγとかδとか正直読みに困る
------
「いらっしゃいませ」
予定していたファミレスに着く
ちょっとこじゃれた感じの可愛らしいレストランだった
中には中学校のクラス全員+先生が入ってもまだ空きかあるらしく
一般の客も入っていた
「当店では、通常のメニューの他に様々なパンが食べ放題となっております
沢山焼いてますのでどうぞご賞味ください」
食べざかりの中学生を前に食べ放題なんてよくやるものだ
ウエイトレスさんが水を持ちつつ、テーブルを回っていた
「そういえば立花さん、どうしたんだ?」
海寺が思い出したように呟いた
「今日は休みだそうだけど」
何か知ってるか?と皇が聞く
「もう一人の久遠もいねぇけど、あいつはいつもないもんな」
「あ~立花さん、風邪だって」体調不良らしい
「へぇ~、折角の社会見学なのに残念だな……
って、おま、何で知ってるんだよ」
「今朝がたメールが来た」
俺はそのメールの画面を海寺たちに見せる
「もうメル友かよ
手が早いな、久遠」
あの子可愛いもんな…と海寺は一人で頷いた
「そんなんじゃねぇよ
マンション一緒だし、事件とかあったし色々ごたごたで」
「久遠、あまり弁明すると逆効果だぞ」
フッと皇が笑った
配られたメニューを見る
ハンバーグ、唐揚げといった肉類からパスタやドリアの定番メニュー
パンに合うのかと思うような魚の定食もあった
一通り見るものの、正直どれも美味しそうだった
メニューと睨めっこしている海寺を前に、俺はふと外を見た
市の科学館の横にある大きなデパート
その中を行き来する人の流れが見えた
もう時間は昼時である
外で並ぶ人の姿も見えた
(え…?)
そこを横切る1人の少女
黒いフードのついた帽子に黒いブーツ
髪の毛はガラスの反射で正確には見えないものの赤っぽい
(立花さん……? まさか……)
彼女はそのまま通り過ぎてしまったため、もう見る事はできない
俺があまりにも外を見すぎていたため、
海寺がもう決まったのかよと小突いてきた
袋に入ったお絞りが配られ、パンが回ってきて
料理を待つ間も暇と言う事はなかった
むしろ、パンだけでもお腹が膨れそうな感じも受ける
これ美味しいぜ、アレ欲しいなんて子供らしく騒いでいる間に悲劇は起きた
どこからか何か苦しむような声が聞こえる
ドサリ
斜め前のテーブル席に座っていた女性が床に倒れ込む
何が起きたのかさっぱりわからない
救急車だ!!そう叫ぶ声が響いた瞬間
今度は後ろからうめき声
振り向くと男性が口から血を流して床に倒れ込んだ
「いやーーーーーー」
子供の、クラスの女子の声がした
見ると近藤がテーブルに倒れ込んでいた
------
事件発生
あれ?5話構成?4話構成?
まぁいいや
呑気に殺人事件更新しておきます(笑)
まだ、3話は事件も何もできていない……
この調子だと、3話より先に他のを更新しそうです
先生から英語の論文を渡されたわけですが、
発表は明日なんだよね…
一晩で読めってか?(笑)
いいよいいよ、関連する部分の簡単そうなとこだけ読むよ
αとかγとかδとか正直読みに困る
------
「いらっしゃいませ」
予定していたファミレスに着く
ちょっとこじゃれた感じの可愛らしいレストランだった
中には中学校のクラス全員+先生が入ってもまだ空きかあるらしく
一般の客も入っていた
「当店では、通常のメニューの他に様々なパンが食べ放題となっております
沢山焼いてますのでどうぞご賞味ください」
食べざかりの中学生を前に食べ放題なんてよくやるものだ
ウエイトレスさんが水を持ちつつ、テーブルを回っていた
「そういえば立花さん、どうしたんだ?」
海寺が思い出したように呟いた
「今日は休みだそうだけど」
何か知ってるか?と皇が聞く
「もう一人の久遠もいねぇけど、あいつはいつもないもんな」
「あ~立花さん、風邪だって」体調不良らしい
「へぇ~、折角の社会見学なのに残念だな……
って、おま、何で知ってるんだよ」
「今朝がたメールが来た」
俺はそのメールの画面を海寺たちに見せる
「もうメル友かよ
手が早いな、久遠」
あの子可愛いもんな…と海寺は一人で頷いた
「そんなんじゃねぇよ
マンション一緒だし、事件とかあったし色々ごたごたで」
「久遠、あまり弁明すると逆効果だぞ」
フッと皇が笑った
配られたメニューを見る
ハンバーグ、唐揚げといった肉類からパスタやドリアの定番メニュー
パンに合うのかと思うような魚の定食もあった
一通り見るものの、正直どれも美味しそうだった
メニューと睨めっこしている海寺を前に、俺はふと外を見た
市の科学館の横にある大きなデパート
その中を行き来する人の流れが見えた
もう時間は昼時である
外で並ぶ人の姿も見えた
(え…?)
そこを横切る1人の少女
黒いフードのついた帽子に黒いブーツ
髪の毛はガラスの反射で正確には見えないものの赤っぽい
(立花さん……? まさか……)
彼女はそのまま通り過ぎてしまったため、もう見る事はできない
俺があまりにも外を見すぎていたため、
海寺がもう決まったのかよと小突いてきた
袋に入ったお絞りが配られ、パンが回ってきて
料理を待つ間も暇と言う事はなかった
むしろ、パンだけでもお腹が膨れそうな感じも受ける
これ美味しいぜ、アレ欲しいなんて子供らしく騒いでいる間に悲劇は起きた
どこからか何か苦しむような声が聞こえる
ドサリ
斜め前のテーブル席に座っていた女性が床に倒れ込む
何が起きたのかさっぱりわからない
救急車だ!!そう叫ぶ声が響いた瞬間
今度は後ろからうめき声
振り向くと男性が口から血を流して床に倒れ込んだ
「いやーーーーーー」
子供の、クラスの女子の声がした
見ると近藤がテーブルに倒れ込んでいた
------
事件発生
あれ?5話構成?4話構成?
まぁいいや