日々思うこととか、アニメの感想とか
かなり気まぐれです ネタバレ要注意!
ヤオ/インとか日本史とか
替え歌の方ばかり聞きすぎて本家にものすごい違和感
特にヤオ/インなんて藤崎ストーリー書くときに
完全な専用BGMだからな…
推理物の人の名前って結構めんどいね
よく毎回毎回考えられるものだ
------
眼の前の交差点をバイクが猛スピードで横切る
よく見えなくてもわかった
その白さと赤さ
さっきのバイクに間違いはなかった
俺は思わず走っていた
立花さんも後からついてくる
「久遠、無事か」
「…何してんだ?」
「怪我はないようだな」よかったよかった
天地先生のズボンに血が滲み始める
そんなことは気にせず、久遠 怜(くおん れい)は頭をかいていた
ふと天地先生の足に気付くと彼はぼそりと言った
「怪我したのか?」
「このくらい何ともないさ」
「だろうな 勝手に飛び出してきて勝手に転んで
俺のせいにされたら困るもんな」
怜は天地先生を見下しながら、ツンと言い放った
「お前、助けてもらったのにその言葉かよ」
思わず口にした本音
「助けてくれなんて言ってねぇし、あのくらい避けれたさ」
俺と同じ名字を持つ少年・怜が俺たちを一瞥する
「とにかく、このことは刑事に話すからな」
あんな態度取られてイラつかないのだろうか?
天地先生は諭すように話すと、怜はあぁ、と頷いた
家に帰ってメモ帳を出し、今日見た殺人鬼の顔を描いてみるものの
どうやったらうまく書けるのだろうか? 全然だめだった
どこかで会った事があるような気もするのだが、
よくわからない
まったくもってドラマのようにはいかない
平然と人を傷つけるような奴を
捕まえられるかもしれない
そんなチャンスを、俺は、逃してしまったというのに
あの後、再び堀田刑事と糸川刑事に会う羽目になった俺たちは
そのままパトカーに乗せてもらい帰った
今日二度も暴走バイクを見た
天地先生はあのまま自ら歩くと言って病院へ行った
流石は体育教師だけあって体力は半端ない
俺は足の震えが止まらなかった
立花さんは大丈夫だろうか?
いや、大丈夫だろう
何故か彼女は冷静に見えた
あんな事故を目撃しても、冷静に、……
冷静すぎないだろうか?
俺たちが轢かれる可能性は十分にあったのに
そう、殺されていたかもしれないのに
翌日、怜が轢かれかけた事は伏せられたものの、
第二の…いや第三の事故が起きかけたことは知らされた
そもそも怜は学校に来てはいなかったし、
言ったところで誰も詳細なんて聞きにいかないだろう
保護者同伴での登下校が指示され、
出来ない場合は教師がつくこととなった
もう、誰がみてもわかる
……俺たち藤崎中学生は何者かに狙われている
俺は保健室に呼ばれた
保健室には緊急のけが人や病人などはいなかったらしく
そこにいた数人が、教室に戻された
「昨日は眠れたか?」
「はい…いえ、ちょっと」寝付けなかった
「まぁ、そうだろうね」あんなことがあったのだから
羽野先生がカルテのようなものに何か書き込んでいる
「食欲はどうだった?」
「いつもよりちょっと少ない気がしました」
「う~ん、まぁこういうのはゆっくりまったりしていくのが一番だからね」
「ゆっくりまったり…ですか?」
開け放った窓からの風がカーテンを揺らしていた
ふと時計を見ると、もうすぐ放課が終わる時間だ
羽野先生もそれに気付いたのだろう
ペンを置き、俺の方をしっかりと向いた
「何か…急に事故の事を思い出すとか震えが止まらないとか
ちょっとでもいつもと違う感じになったらいつでもおいで」
「わかりました」
欠席している怜が轢かれかけたなんてことは一切広がらず
代わりに俺と立花さんが事故を見たってことが広がってしまったらしい
その日の放課は保健室に行った以外は、級友たちに囲まれることとなった
「で、どうだったんだよ」
「犯人見たのか?」
「誰か轢かれたのか?」
矢継ぎ早に来る質問
チャイムが鳴るたびに俺と立花さんは顔を見合わせ苦笑した
もう一度、犯人に会いたい
そんな思いが次第に募ってきた
あの時、俺がしっかりしていれば、重要な証拠を手にすることができたのに
もう一度会って、その顔をしっかりと脳裏に焼き付けたい
「あ」
カラン
筆が落ちる
それを拾うは、細い女性の腕…美術の山崎(やまざき)先生だった
「久遠君?大丈夫?」
山崎先生にも事件の話は伝わっているのだろう
ボソリと心配そうな声が聞こえた
「大丈夫です」ありがとうございます
赤赤赤
白白白
昨日のバイクの事ばかりが思い浮かぶ
写生のはずがホラーの絵を描いている気分になる
この木が赤くて、空の白はバイクの白
気が滅入ってくる
俺は山崎先生に一言言って、保健室に行くことにした
シンとした下駄箱、廊下
静寂だけが響き渡る
「そこ、こんな時間に何してる?」
上から男性の声がした
「今は、授業中だ」
カツカツと階段を下りる音がする
「ちょっと保健室に…」
「クラスと名前を言え」
「2-Aの久遠です」
「久遠?」
考え込みつつもマジマジと俺を見る数学の小池(こいけ)先生
やはり、気分が悪いくらいで保健室は駄目だったか、と諦めた
小池先生は数学の先生であると同時に生徒指導の先生でもある
先生が厳しい事は有名で、皆数学の授業だけは一切の私語がない
こうやって授業のない時間に校舎を回っているのも
そういう理由らしい
サボリなんて見つかったら、指導室で叱られるのは逃れられない
尤も俺はサボる気などこれっぽっちもないのだが
時を動かしたのは意外な一言だった
「あぁ、事故にあった生徒か」まぁ、いいだろう
渋々と言った感じに、小池先生は去って行った
別に悪い事はしていないのに安堵する俺
どうもああいう先生は苦手だ
保健室に入ると、そこには数人の生徒がいた
------
う~ん、全然雰囲気すら出ねぇ…
替え歌の方ばかり聞きすぎて本家にものすごい違和感
特にヤオ/インなんて藤崎ストーリー書くときに
完全な専用BGMだからな…
推理物の人の名前って結構めんどいね
よく毎回毎回考えられるものだ
------
眼の前の交差点をバイクが猛スピードで横切る
よく見えなくてもわかった
その白さと赤さ
さっきのバイクに間違いはなかった
俺は思わず走っていた
立花さんも後からついてくる
「久遠、無事か」
「…何してんだ?」
「怪我はないようだな」よかったよかった
天地先生のズボンに血が滲み始める
そんなことは気にせず、久遠 怜(くおん れい)は頭をかいていた
ふと天地先生の足に気付くと彼はぼそりと言った
「怪我したのか?」
「このくらい何ともないさ」
「だろうな 勝手に飛び出してきて勝手に転んで
俺のせいにされたら困るもんな」
怜は天地先生を見下しながら、ツンと言い放った
「お前、助けてもらったのにその言葉かよ」
思わず口にした本音
「助けてくれなんて言ってねぇし、あのくらい避けれたさ」
俺と同じ名字を持つ少年・怜が俺たちを一瞥する
「とにかく、このことは刑事に話すからな」
あんな態度取られてイラつかないのだろうか?
天地先生は諭すように話すと、怜はあぁ、と頷いた
家に帰ってメモ帳を出し、今日見た殺人鬼の顔を描いてみるものの
どうやったらうまく書けるのだろうか? 全然だめだった
どこかで会った事があるような気もするのだが、
よくわからない
まったくもってドラマのようにはいかない
平然と人を傷つけるような奴を
捕まえられるかもしれない
そんなチャンスを、俺は、逃してしまったというのに
あの後、再び堀田刑事と糸川刑事に会う羽目になった俺たちは
そのままパトカーに乗せてもらい帰った
今日二度も暴走バイクを見た
天地先生はあのまま自ら歩くと言って病院へ行った
流石は体育教師だけあって体力は半端ない
俺は足の震えが止まらなかった
立花さんは大丈夫だろうか?
いや、大丈夫だろう
何故か彼女は冷静に見えた
あんな事故を目撃しても、冷静に、……
冷静すぎないだろうか?
俺たちが轢かれる可能性は十分にあったのに
そう、殺されていたかもしれないのに
翌日、怜が轢かれかけた事は伏せられたものの、
第二の…いや第三の事故が起きかけたことは知らされた
そもそも怜は学校に来てはいなかったし、
言ったところで誰も詳細なんて聞きにいかないだろう
保護者同伴での登下校が指示され、
出来ない場合は教師がつくこととなった
もう、誰がみてもわかる
……俺たち藤崎中学生は何者かに狙われている
俺は保健室に呼ばれた
保健室には緊急のけが人や病人などはいなかったらしく
そこにいた数人が、教室に戻された
「昨日は眠れたか?」
「はい…いえ、ちょっと」寝付けなかった
「まぁ、そうだろうね」あんなことがあったのだから
羽野先生がカルテのようなものに何か書き込んでいる
「食欲はどうだった?」
「いつもよりちょっと少ない気がしました」
「う~ん、まぁこういうのはゆっくりまったりしていくのが一番だからね」
「ゆっくりまったり…ですか?」
開け放った窓からの風がカーテンを揺らしていた
ふと時計を見ると、もうすぐ放課が終わる時間だ
羽野先生もそれに気付いたのだろう
ペンを置き、俺の方をしっかりと向いた
「何か…急に事故の事を思い出すとか震えが止まらないとか
ちょっとでもいつもと違う感じになったらいつでもおいで」
「わかりました」
欠席している怜が轢かれかけたなんてことは一切広がらず
代わりに俺と立花さんが事故を見たってことが広がってしまったらしい
その日の放課は保健室に行った以外は、級友たちに囲まれることとなった
「で、どうだったんだよ」
「犯人見たのか?」
「誰か轢かれたのか?」
矢継ぎ早に来る質問
チャイムが鳴るたびに俺と立花さんは顔を見合わせ苦笑した
もう一度、犯人に会いたい
そんな思いが次第に募ってきた
あの時、俺がしっかりしていれば、重要な証拠を手にすることができたのに
もう一度会って、その顔をしっかりと脳裏に焼き付けたい
「あ」
カラン
筆が落ちる
それを拾うは、細い女性の腕…美術の山崎(やまざき)先生だった
「久遠君?大丈夫?」
山崎先生にも事件の話は伝わっているのだろう
ボソリと心配そうな声が聞こえた
「大丈夫です」ありがとうございます
赤赤赤
白白白
昨日のバイクの事ばかりが思い浮かぶ
写生のはずがホラーの絵を描いている気分になる
この木が赤くて、空の白はバイクの白
気が滅入ってくる
俺は山崎先生に一言言って、保健室に行くことにした
シンとした下駄箱、廊下
静寂だけが響き渡る
「そこ、こんな時間に何してる?」
上から男性の声がした
「今は、授業中だ」
カツカツと階段を下りる音がする
「ちょっと保健室に…」
「クラスと名前を言え」
「2-Aの久遠です」
「久遠?」
考え込みつつもマジマジと俺を見る数学の小池(こいけ)先生
やはり、気分が悪いくらいで保健室は駄目だったか、と諦めた
小池先生は数学の先生であると同時に生徒指導の先生でもある
先生が厳しい事は有名で、皆数学の授業だけは一切の私語がない
こうやって授業のない時間に校舎を回っているのも
そういう理由らしい
サボリなんて見つかったら、指導室で叱られるのは逃れられない
尤も俺はサボる気などこれっぽっちもないのだが
時を動かしたのは意外な一言だった
「あぁ、事故にあった生徒か」まぁ、いいだろう
渋々と言った感じに、小池先生は去って行った
別に悪い事はしていないのに安堵する俺
どうもああいう先生は苦手だ
保健室に入ると、そこには数人の生徒がいた
------
う~ん、全然雰囲気すら出ねぇ…
PR
無効を無双にしちゃいかん
強くなってしまうではないか
いえ、英語の訳です
発表が控えてるんで、さっさと訳しきっちゃいたいんですが
打ち間違いが多くて話にならん(笑)
------
「・・・起きたか?」
「皇・・・?」
眼の前には白い天井が広がっていた
「大丈夫ですか?久遠君」
立花さんの心配そうな顔が見えた
その横には皇
「久遠君が倒れてしまったので、運んでもらったのです」
「ここは保健室だ」先生を呼んでくる
皇の声にふと天井を見る
その天井は白かった
保健室の羽野(はの)先生が入ってきた
まだ若さを持っている優しそうな先生
淡々と事務的に質問がされる中で、俺は段々と正気に戻ってきた気がした
「まだ、お待ちください」
「構わない」意識が戻ったのだろう?
扉の外が何やら騒がしい
ガラッと大きな音がした
「久遠浩介君・・・だな」
そこには20~30代位のスーツを着た男性と
それにちょっと年上なくらいの男性がいた
「本当に覚えていないんです」ほんの一瞬で
「顔を見たのにか…
残念だ」君を殺そうとした奴なのに?
そんなこと言われても一瞬ではわかるわけがない
「20才位の…若い人だってことしかわかりません」
ただ何処かで会ったことのあるような…そんな言葉が
心の中で響いた
堀田(ほった)と名乗る刑事のため息が聞こえた
「そこの…立花さんはどうだ?」
「私は…見てないです」
「バイクは見たんだな」
「はい 白いバイクと言うことは見ました」
堀田刑事のメモを取る手が止まる
今度はもう一人の、糸川(いとかわ)刑事が小さくため息をついた
「さっきも聞いたが」皇君は…
「何も見てません 悲鳴が聞こえたくらいで」
「そうか…
まぁ、いい あとは現場の証拠だな」
再び、ガラッと扉が開く音が聞こえた
「おい刑事さん!!」
「ん?」
「ん?じゃないですよ、ん?じゃ
ここは学校で彼らは学生だ
彼らの事も考えてみてくれ」
「任意の事情聴取だが?」
「ひとまずお引き取りください」
「まぁいいだろう」戻ろう糸川
はい、と糸川刑事
2人は静かに保健室を出て行った
天地先生の敬語は正直似合わなかったが、
それでも俺たちを思い解放してくれたことは嬉しかった
結局あれからさっさと引き上げた堀田刑事とは対照的に
天地先生が俺たちをマンションまで送ってくれることになった
ちなみに皇は家から迎えが来るそうだ
流石にお金持ちの優等生は違う
「しかしよく無事だったな
うん、無事でよかった」かすり傷一つ負ってないんだからな
「あの…轢かれた子はどうなったのですか?」
「まだわからんな 大事でないことを祈ろう」
目の前の赤信号
トラックや車が前をよぎる
交通ルールなんてものがあるのに
どうして交通事故は減らないのか
…破る奴がいるからな
だったら、そもそもそんな奴に免許なんて渡さなければいいのに
交差点を越え、細い道に入る
マンションの頭が見え始めた
ギュルルルルルル
どこかで聞いたような音が聞こえる
何処で聞いたっけ?
そうだ ついさっき悲鳴の前に聞こえた音だ…
俺が我に返るより速く、天地先生は駈け出していた
「久遠!!」
------
う~ん、中途半端にわけるより、まとめた方がいいのかな?
強くなってしまうではないか
いえ、英語の訳です
発表が控えてるんで、さっさと訳しきっちゃいたいんですが
打ち間違いが多くて話にならん(笑)
------
「・・・起きたか?」
「皇・・・?」
眼の前には白い天井が広がっていた
「大丈夫ですか?久遠君」
立花さんの心配そうな顔が見えた
その横には皇
「久遠君が倒れてしまったので、運んでもらったのです」
「ここは保健室だ」先生を呼んでくる
皇の声にふと天井を見る
その天井は白かった
保健室の羽野(はの)先生が入ってきた
まだ若さを持っている優しそうな先生
淡々と事務的に質問がされる中で、俺は段々と正気に戻ってきた気がした
「まだ、お待ちください」
「構わない」意識が戻ったのだろう?
扉の外が何やら騒がしい
ガラッと大きな音がした
「久遠浩介君・・・だな」
そこには20~30代位のスーツを着た男性と
それにちょっと年上なくらいの男性がいた
「本当に覚えていないんです」ほんの一瞬で
「顔を見たのにか…
残念だ」君を殺そうとした奴なのに?
そんなこと言われても一瞬ではわかるわけがない
「20才位の…若い人だってことしかわかりません」
ただ何処かで会ったことのあるような…そんな言葉が
心の中で響いた
堀田(ほった)と名乗る刑事のため息が聞こえた
「そこの…立花さんはどうだ?」
「私は…見てないです」
「バイクは見たんだな」
「はい 白いバイクと言うことは見ました」
堀田刑事のメモを取る手が止まる
今度はもう一人の、糸川(いとかわ)刑事が小さくため息をついた
「さっきも聞いたが」皇君は…
「何も見てません 悲鳴が聞こえたくらいで」
「そうか…
まぁ、いい あとは現場の証拠だな」
再び、ガラッと扉が開く音が聞こえた
「おい刑事さん!!」
「ん?」
「ん?じゃないですよ、ん?じゃ
ここは学校で彼らは学生だ
彼らの事も考えてみてくれ」
「任意の事情聴取だが?」
「ひとまずお引き取りください」
「まぁいいだろう」戻ろう糸川
はい、と糸川刑事
2人は静かに保健室を出て行った
天地先生の敬語は正直似合わなかったが、
それでも俺たちを思い解放してくれたことは嬉しかった
結局あれからさっさと引き上げた堀田刑事とは対照的に
天地先生が俺たちをマンションまで送ってくれることになった
ちなみに皇は家から迎えが来るそうだ
流石にお金持ちの優等生は違う
「しかしよく無事だったな
うん、無事でよかった」かすり傷一つ負ってないんだからな
「あの…轢かれた子はどうなったのですか?」
「まだわからんな 大事でないことを祈ろう」
目の前の赤信号
トラックや車が前をよぎる
交通ルールなんてものがあるのに
どうして交通事故は減らないのか
…破る奴がいるからな
だったら、そもそもそんな奴に免許なんて渡さなければいいのに
交差点を越え、細い道に入る
マンションの頭が見え始めた
ギュルルルルルル
どこかで聞いたような音が聞こえる
何処で聞いたっけ?
そうだ ついさっき悲鳴の前に聞こえた音だ…
俺が我に返るより速く、天地先生は駈け出していた
「久遠!!」
------
う~ん、中途半端にわけるより、まとめた方がいいのかな?
何かミステリーを書いてみたくなった
が、元々頭の悪い私がそんなもの書けるわけもなく
なんかそれっぽい感じすら漂わないそんなものになってしまいました
う~ん、青山さん(コナン)や山村さん(赤い霊柩車)みたいな
あぁいう感じのを書いてみたかったんだけどな……
まぁ、毎回推理はそもそもできないし
いつも驚かされるばかりで到底辿りつける領域ではないんですが
ちなみに、夜一、楓藍、依炉波の
横文字組とは無縁そうな日本人組は
本来こちらの登場人物の予定でした
夜一、楓藍はともかく依炉波とかこっちでも出番あるかな…?
ま、気分次第でトリックが思いついたら気ままに書く感じで
その前に緑色の砂終わらせないといけないんだけどね…
一応一話は最後まで書きあげてるので
適当に上げていきます
うん、この世界の真実は一つ
夜一は俺の嫁
------
時々、夢に見るあの光景
黒々と燃え上がる家
爛々と頭に響くサイレン
そして、その悲痛な声は
状況なんて判らなくても、聞く人に悲しみを刻み込む
「なんでだよ!! どうしてだよ!!」
「落ち着け、~~君!!」
「崩れるぞ、離れよう!!」
「…よ、返せよ…」
空気の流れが速くなる
頬に風を感じる度、黒煙の龍は大きくなった気がした
返せよ、ヤイチーーーーっっ!!!
ひゃあああぁあああぁっはははははははっはははははははっ
あっはははははははっははははっはははは
少し賑やかな教室
皆の声は不協和音ながらも、不快感はなく
ただ、いつもとは違う何かがそこにはあった
教科書を読んでいたり、携帯を触っていたり、
そして俺のように、友人と話していたり
「でさ、そこでまさかのロングシュート
観客も欺くすごいフェイント」
拳を握りしめ、熱く語る海寺(みてら)
「甘い甘い、見るべきはそこじゃない」
「あぁ?」
「あのシュートの時、高野はちゃんと下で構えてたんだぜ」
「外した時のためか?」
「そう!! 流石皇(すめらぎ)!!」
前の席から振り返る形で聞いていた皇は、フッと笑みを浮かべる
海寺は、お前何で部活しないんだよ、と皇を小突いた
時報がなる
慣れ親しんだチャイムの音が響き渡る
「ホームルーム始めるぞ」
「はーい」
何故か、何かを始めるぞ、と言われると皆ではーい、と返事をする習慣の付いたクラスに
担任の天地(てんち)が姿を現す
その表情が妙に暗い事に数人が気付いた
「今日…なんだがなぁ…嬉しい知らせと悲しい知らせがある
もう知ってる人もいるかも知れんが、山野さんが昨日交通事故で亡くなった
9時から体育館で臨時の全校集会が開かれる
よって今日のホームルームは連絡のみで行う 一時間目は自習だ」
淡々と事実を語る天地先生
多少のざわつきはあれど、その言葉を区切る者はいなかった
突然の級友の死
どうして中学生なのに級友を亡くさないといけないのか
否、子供すぎてその真の意味は理解できていないのかもしれない
「そしてもう一つ、嬉しい知らせだ」さぁ、入ってくれ
天地先生が扉を見ると、自然にクラスの視線も扉に向かう
そこには赤毛の女の子が立っていた
厳密にいえば赤かかった茶髪
膝を隠すか隠さないかの長さでスカートがチラチラしていた
「転校生の立花 藍(たちばな あい)さんだ」
彼女がぺこりとお辞儀をする
「立花さんは、両親の仕事の都合でX県XX中学から転校してきた・・・」
先生の言葉よりも、俺・久遠浩介(くおん こうすけ)は
彼女の赤とも茶とも言い難い眼に見入っていた
まるで、何かの運命を感じるような雰囲気
長らく見すぎていたのか隣の海寺が、お前の好みかよ、と小突いてきた
「じゃあ、席は、久遠お前の隣だ」
「え!?・・・あ、はい」
唐突すぎる言葉に呆然とする俺
確かに俺の席は一番後ろで、隣は空いている
何故かいつもは空間の場所に机と椅子が用意されていて変な感じはしていたが
「立花さん、久遠はアレで結構優しい奴だ
なにかわからん事があったらなんでも聞くといい」
「わかりました」
立花さんが一歩ずつ近づいてくる
数人の男子がニヤけて俺の方を振り返っている
転校生をパスされた俺は、どうも、と一言出すのがやっとだった
「よろしくお願いします」
「よろしく」
何度か訪れた放課
その度に騒がしくなる隣の席
どうやら立花さんは大人しいキャラらしい
早速新しいクラスメートに囲まれた彼女が
えと・・・その・・・と間誤付くのが聞こえる
確かに、好きな男子のタイプなんて聞かれたら
誰だって間誤付くものだろう
授業開始の合図とともに彼女が安堵するのが聞こえた
淡々と進む時間
教鞭を振るう教師たちはことごとく、交通ルールを守るように言った
山野さんは結構しっかりしたキャラだったはず
そんな彼女が交通ルールさえ守れないとは思えない
ちょっとしたイラつきを感じながら俺はノートを取っていた
「立花さんってどこに住んでるの?」
「えと・・・菜野橋マンションの6階です」
「菜野橋マンション? って・・・」
「おいおい」
海寺が俺に笑いかける
「たしか久遠も菜野橋だったよね?」
数人の女子の視線を独り占めした俺は正直もう帰りたかった
「だったらさ、一緒に帰ったら?」
「セクハラされたらすぐに言ってよ?」代わりに殴り倒してあげるから
「あ、あの・・・一緒に帰りませんか?」
実は私、未だ道をしっかり覚えていなくて・・・
「はいはい」セクハラなんてするかよ
渋い顔を思いっきりさらした俺に
立花さんはポッと笑みを浮かべた
校門を2人で通る
学校の事や立花さんの家の事情が話題だった
どうやら両親とは離れていて、お手伝いさんと二人で過ごしているらしい
「・・・あ」
「どうした?」
彼女の視線をたどってみると、見かけない男たちが学校に入って行くところだった
何やら険しい顔に、教師らしくないスーツのような服装
「知り合い?」
「・・・警察です」
「え?」
彼女の凛とした言い方に一瞬驚く俺
男たちを追う立花さんを、俺は追おうとした
「キャアアアアアアアァァァァァァァ」
後ろから聞こえる女子の悲鳴
グシャァと嫌な音が聞こえた
数秒後にうめき声が続く
振り返った瞬間眼の前に見えたのは
白いバイク
後ろの座席
笑顔の男の面
それはまさに 風の如く
俺は風圧で飛ばされたのだが
飛ばされなければバイクに轢かれていたのかもしれない
高鳴る俺の心臓
息をするのが苦しかった
「大丈夫ですか?」
俺は返事をすることさえ出来ない
かすかに聞こえる立花さんの声は遠ざかっていった
------
う~ん、中々上手くいかない
何か傍ら痛いとこあったら、ガスガス突っ込んでやってください(笑)
が、元々頭の悪い私がそんなもの書けるわけもなく
なんかそれっぽい感じすら漂わないそんなものになってしまいました
う~ん、青山さん(コナン)や山村さん(赤い霊柩車)みたいな
あぁいう感じのを書いてみたかったんだけどな……
まぁ、毎回推理はそもそもできないし
いつも驚かされるばかりで到底辿りつける領域ではないんですが
ちなみに、夜一、楓藍、依炉波の
横文字組とは無縁そうな日本人組は
本来こちらの登場人物の予定でした
夜一、楓藍はともかく依炉波とかこっちでも出番あるかな…?
ま、気分次第でトリックが思いついたら気ままに書く感じで
その前に緑色の砂終わらせないといけないんだけどね…
一応一話は最後まで書きあげてるので
適当に上げていきます
うん、この世界の真実は一つ
夜一は俺の嫁
------
時々、夢に見るあの光景
黒々と燃え上がる家
爛々と頭に響くサイレン
そして、その悲痛な声は
状況なんて判らなくても、聞く人に悲しみを刻み込む
「なんでだよ!! どうしてだよ!!」
「落ち着け、~~君!!」
「崩れるぞ、離れよう!!」
「…よ、返せよ…」
空気の流れが速くなる
頬に風を感じる度、黒煙の龍は大きくなった気がした
返せよ、ヤイチーーーーっっ!!!
ひゃあああぁあああぁっはははははははっはははははははっ
あっはははははははっははははっはははは
少し賑やかな教室
皆の声は不協和音ながらも、不快感はなく
ただ、いつもとは違う何かがそこにはあった
教科書を読んでいたり、携帯を触っていたり、
そして俺のように、友人と話していたり
「でさ、そこでまさかのロングシュート
観客も欺くすごいフェイント」
拳を握りしめ、熱く語る海寺(みてら)
「甘い甘い、見るべきはそこじゃない」
「あぁ?」
「あのシュートの時、高野はちゃんと下で構えてたんだぜ」
「外した時のためか?」
「そう!! 流石皇(すめらぎ)!!」
前の席から振り返る形で聞いていた皇は、フッと笑みを浮かべる
海寺は、お前何で部活しないんだよ、と皇を小突いた
時報がなる
慣れ親しんだチャイムの音が響き渡る
「ホームルーム始めるぞ」
「はーい」
何故か、何かを始めるぞ、と言われると皆ではーい、と返事をする習慣の付いたクラスに
担任の天地(てんち)が姿を現す
その表情が妙に暗い事に数人が気付いた
「今日…なんだがなぁ…嬉しい知らせと悲しい知らせがある
もう知ってる人もいるかも知れんが、山野さんが昨日交通事故で亡くなった
9時から体育館で臨時の全校集会が開かれる
よって今日のホームルームは連絡のみで行う 一時間目は自習だ」
淡々と事実を語る天地先生
多少のざわつきはあれど、その言葉を区切る者はいなかった
突然の級友の死
どうして中学生なのに級友を亡くさないといけないのか
否、子供すぎてその真の意味は理解できていないのかもしれない
「そしてもう一つ、嬉しい知らせだ」さぁ、入ってくれ
天地先生が扉を見ると、自然にクラスの視線も扉に向かう
そこには赤毛の女の子が立っていた
厳密にいえば赤かかった茶髪
膝を隠すか隠さないかの長さでスカートがチラチラしていた
「転校生の立花 藍(たちばな あい)さんだ」
彼女がぺこりとお辞儀をする
「立花さんは、両親の仕事の都合でX県XX中学から転校してきた・・・」
先生の言葉よりも、俺・久遠浩介(くおん こうすけ)は
彼女の赤とも茶とも言い難い眼に見入っていた
まるで、何かの運命を感じるような雰囲気
長らく見すぎていたのか隣の海寺が、お前の好みかよ、と小突いてきた
「じゃあ、席は、久遠お前の隣だ」
「え!?・・・あ、はい」
唐突すぎる言葉に呆然とする俺
確かに俺の席は一番後ろで、隣は空いている
何故かいつもは空間の場所に机と椅子が用意されていて変な感じはしていたが
「立花さん、久遠はアレで結構優しい奴だ
なにかわからん事があったらなんでも聞くといい」
「わかりました」
立花さんが一歩ずつ近づいてくる
数人の男子がニヤけて俺の方を振り返っている
転校生をパスされた俺は、どうも、と一言出すのがやっとだった
「よろしくお願いします」
「よろしく」
何度か訪れた放課
その度に騒がしくなる隣の席
どうやら立花さんは大人しいキャラらしい
早速新しいクラスメートに囲まれた彼女が
えと・・・その・・・と間誤付くのが聞こえる
確かに、好きな男子のタイプなんて聞かれたら
誰だって間誤付くものだろう
授業開始の合図とともに彼女が安堵するのが聞こえた
淡々と進む時間
教鞭を振るう教師たちはことごとく、交通ルールを守るように言った
山野さんは結構しっかりしたキャラだったはず
そんな彼女が交通ルールさえ守れないとは思えない
ちょっとしたイラつきを感じながら俺はノートを取っていた
「立花さんってどこに住んでるの?」
「えと・・・菜野橋マンションの6階です」
「菜野橋マンション? って・・・」
「おいおい」
海寺が俺に笑いかける
「たしか久遠も菜野橋だったよね?」
数人の女子の視線を独り占めした俺は正直もう帰りたかった
「だったらさ、一緒に帰ったら?」
「セクハラされたらすぐに言ってよ?」代わりに殴り倒してあげるから
「あ、あの・・・一緒に帰りませんか?」
実は私、未だ道をしっかり覚えていなくて・・・
「はいはい」セクハラなんてするかよ
渋い顔を思いっきりさらした俺に
立花さんはポッと笑みを浮かべた
校門を2人で通る
学校の事や立花さんの家の事情が話題だった
どうやら両親とは離れていて、お手伝いさんと二人で過ごしているらしい
「・・・あ」
「どうした?」
彼女の視線をたどってみると、見かけない男たちが学校に入って行くところだった
何やら険しい顔に、教師らしくないスーツのような服装
「知り合い?」
「・・・警察です」
「え?」
彼女の凛とした言い方に一瞬驚く俺
男たちを追う立花さんを、俺は追おうとした
「キャアアアアアアアァァァァァァァ」
後ろから聞こえる女子の悲鳴
グシャァと嫌な音が聞こえた
数秒後にうめき声が続く
振り返った瞬間眼の前に見えたのは
白いバイク
後ろの座席
笑顔の男の面
それはまさに 風の如く
俺は風圧で飛ばされたのだが
飛ばされなければバイクに轢かれていたのかもしれない
高鳴る俺の心臓
息をするのが苦しかった
「大丈夫ですか?」
俺は返事をすることさえ出来ない
かすかに聞こえる立花さんの声は遠ざかっていった
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う~ん、中々上手くいかない
何か傍ら痛いとこあったら、ガスガス突っ込んでやってください(笑)
漫画界におけるノーベル賞モノの発明だと思う
この時期に花火あげてるんだね
突然大きな音がしたからびっくりした
やっと漫画が更新できそうです
セリフ多いな…
もうちょっと効果ってものの勉強をしたいと思った
次の更新で新キャラのオルト、ヴィトレイが登場します
零話の包帯ちゃんはフェルーザ様でした(笑)
自分でもすごい恰好にしたな…と思っている
結構気に入っているんだけれどね
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自分でもすごい恰好にしたな…と思っている
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