いや、これは『ライトノベル』かもしれない
……分類なんてそんな事はどうでもよくて
自分の書いてる文を小文と言っていてよかったのかもしれない
漫画と小説は違うんだね
色々と学べました
漫画は絵とセリフと効果
小説は文のみ
あんまりセリフは多くせず、文章で状況を表現していく
多少、説明染みても構わない、それが小説なんだから
正直、緑色の砂も終わったし、
これを機に小説の検索サイトとかに登録しようかなとか思ってたんですが
だめだこれ、小説じゃない
そもそも、書き方が違う
小説ってのは、基本空行はない
段落をあける形で、切り替える
そして、セリフは少なめに
2ページ丸々文章でも、やりようによっては読みやすい
私は漫画感覚で書いていたんですが
そんなもんじゃなかったね
私は、某版権同人小説サイト様の文の書き方が好きで
そこから影響を受けているんですが、難しいところです
ただの文の集合体なら、言葉を知ってる人なら誰でも書けるけど
『小説』となると、そう簡単にはいかない
まぁ、結論として
所詮、同人趣味サイトなんで、好きにやってていいんだろうけどね
あと、ストーリーとプロットの違いがわからないのですが、
詳しい人、説明プリーズ
……普段、本読まないから、こういう事になるんだよね
読むとしても、漫画数冊と、ネットのモノ
本物を読んで、何かを悟った
ただ、ネットは基本横書きなので、
横書きで空行無の長文を読むとなると、
目がチカチカして読書にならないってのは、ちょっと思った
場合によっては非常に読みにくい事になる
ここは、人の好みかねぇ……
そんなこんなで、緑色の砂
ブログで少しずつアップしていこうかとも思ったんですが
どうせ終わっているなら、創作ページにダイレクトに上げてもいいかな、と
ちょっと考えておきます
次からはもう少し、小説らしいものを書けるといいな
漫画だって下手すぎて、漫画になってないし
私ってホント、実力も何もないわ……
ま、只今修行中って事で、ご勘弁下さいな(笑)
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いない
立花さんの姿がない
どうしていないんだ、ここで彼女がいれば……
(まさか…本当に……)
「皆、無事か!!」
遠くから天地先生の声がした
「立花から話は聞いた」
多少息を荒めながらも、先生は落ち着いていた「ただの睡眠薬だそうだ」
「え?天地先生…??」
先程までの緊迫した雰囲気が完全に壊れてしまっている
「あぁ、急に立花が来てな、山崎先生と数名の生徒が倒れたと聞いて
で、立花の持っていた紙コップの中の成分を急いで解析してもらった」
「立花さん………??」
皆が皆、きょとんとした顔をする
「はい、偶然携帯の電波が通じたのでそれでペンションに」
「皇たちは先に向かわせ、俺たちは偶然通りかかった地元の人に
お茶の成分の解析を近くの研究所に頼んでもらったんだ」
天地先生自身も緊急事態に少し混乱しているんだろう、
やや興奮気味だった
「あ、あの…立花さんってずっと先生と一緒にいたのですか?」
「そうだが? どうした?」
誰が言った質問なのかはわからない
天地先生の答えに皆が不思議がっていた
完璧なアリバイである
事件が起きたものの、これで立花藍=六華楓藍の方程式は完全に崩れた
天地先生が横を向いた瞬間、何かに驚く
そこには地面が盛り上がり、大きな壁となっていた
そう、楓藍は御主人の方も閉じ込めてしまっていたのだ
後に南川夫妻は無事救出された
無傷のようだったが、精神的にはかなり参っているようだった
楓藍が二人を殺さなかった理由はわからないが
誰も死者を出さなかった事は大きな幸いかもしれない
「休みだよな」やっぱ
海寺が皇のベッドに横たわる
「歴史資料館も何気に楽しみだったんだけどな」
皇は笑いながら、ナントカのしおりを見た
あんな事件が起きては、当然学校旅行は中止なわけで
自宅休養となった俺たちは皇家に来ていた
「でも、立花さんの疑いが晴れただけでも俺は満足だ」
「いや、久遠」それがな…
「何だ?」
「ちょっと色々あって、さ」
海寺の勿体ぶった言い方に俺は首をかしげる
楓藍が登場した時、立花さんは天地先生と共にいた
アリバイとしては完璧なはず
「昨日帰ってから知ったんだが、六華楓藍が実は
双子で人間の兄弟か姉妹がいるって噂が流れているんだ」
「そうなのか?皇」
「俺は信用ねぇのかよ」
突っ込みのポーズをする海寺に俺は肩肘をついて答える
「どうせネットだろ?」
「そうだが 皇、ちょっとパソコン貸してくれ
今掲示板やスレッド、コミュで大騒動起こしてるんだぜ?」
カチャカチャと検索を始めた海寺をよそに
皇は俺の方を見る
「根拠は分からない…が、火のないところに煙は立たない
元々六華は雲の上にいる神の様な存在だ
その情報を掴む事は雲を捕まえるに等しい」
「じゃあなんで、同盟とかあるんだ?」
「雲だからな、地上からなら見る事が出来る
情報操作もお手の物なんだろう」
ほらこれだ、そう海寺は画面を指差した
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ここで 6 話は終わりです
そろそろこっちもクライマックスと行きたいトコロ