日々思うこととか、アニメの感想とか
かなり気まぐれです ネタバレ要注意!
何かミステリーを書いてみたくなった
が、元々頭の悪い私がそんなもの書けるわけもなく
なんかそれっぽい感じすら漂わないそんなものになってしまいました
う~ん、青山さん(コナン)や山村さん(赤い霊柩車)みたいな
あぁいう感じのを書いてみたかったんだけどな……
まぁ、毎回推理はそもそもできないし
いつも驚かされるばかりで到底辿りつける領域ではないんですが
ちなみに、夜一、楓藍、依炉波の
横文字組とは無縁そうな日本人組は
本来こちらの登場人物の予定でした
夜一、楓藍はともかく依炉波とかこっちでも出番あるかな…?
ま、気分次第でトリックが思いついたら気ままに書く感じで
その前に緑色の砂終わらせないといけないんだけどね…
一応一話は最後まで書きあげてるので
適当に上げていきます
うん、この世界の真実は一つ
夜一は俺の嫁
------
時々、夢に見るあの光景
黒々と燃え上がる家
爛々と頭に響くサイレン
そして、その悲痛な声は
状況なんて判らなくても、聞く人に悲しみを刻み込む
「なんでだよ!! どうしてだよ!!」
「落ち着け、~~君!!」
「崩れるぞ、離れよう!!」
「…よ、返せよ…」
空気の流れが速くなる
頬に風を感じる度、黒煙の龍は大きくなった気がした
返せよ、ヤイチーーーーっっ!!!
ひゃあああぁあああぁっはははははははっはははははははっ
あっはははははははっははははっはははは
少し賑やかな教室
皆の声は不協和音ながらも、不快感はなく
ただ、いつもとは違う何かがそこにはあった
教科書を読んでいたり、携帯を触っていたり、
そして俺のように、友人と話していたり
「でさ、そこでまさかのロングシュート
観客も欺くすごいフェイント」
拳を握りしめ、熱く語る海寺(みてら)
「甘い甘い、見るべきはそこじゃない」
「あぁ?」
「あのシュートの時、高野はちゃんと下で構えてたんだぜ」
「外した時のためか?」
「そう!! 流石皇(すめらぎ)!!」
前の席から振り返る形で聞いていた皇は、フッと笑みを浮かべる
海寺は、お前何で部活しないんだよ、と皇を小突いた
時報がなる
慣れ親しんだチャイムの音が響き渡る
「ホームルーム始めるぞ」
「はーい」
何故か、何かを始めるぞ、と言われると皆ではーい、と返事をする習慣の付いたクラスに
担任の天地(てんち)が姿を現す
その表情が妙に暗い事に数人が気付いた
「今日…なんだがなぁ…嬉しい知らせと悲しい知らせがある
もう知ってる人もいるかも知れんが、山野さんが昨日交通事故で亡くなった
9時から体育館で臨時の全校集会が開かれる
よって今日のホームルームは連絡のみで行う 一時間目は自習だ」
淡々と事実を語る天地先生
多少のざわつきはあれど、その言葉を区切る者はいなかった
突然の級友の死
どうして中学生なのに級友を亡くさないといけないのか
否、子供すぎてその真の意味は理解できていないのかもしれない
「そしてもう一つ、嬉しい知らせだ」さぁ、入ってくれ
天地先生が扉を見ると、自然にクラスの視線も扉に向かう
そこには赤毛の女の子が立っていた
厳密にいえば赤かかった茶髪
膝を隠すか隠さないかの長さでスカートがチラチラしていた
「転校生の立花 藍(たちばな あい)さんだ」
彼女がぺこりとお辞儀をする
「立花さんは、両親の仕事の都合でX県XX中学から転校してきた・・・」
先生の言葉よりも、俺・久遠浩介(くおん こうすけ)は
彼女の赤とも茶とも言い難い眼に見入っていた
まるで、何かの運命を感じるような雰囲気
長らく見すぎていたのか隣の海寺が、お前の好みかよ、と小突いてきた
「じゃあ、席は、久遠お前の隣だ」
「え!?・・・あ、はい」
唐突すぎる言葉に呆然とする俺
確かに俺の席は一番後ろで、隣は空いている
何故かいつもは空間の場所に机と椅子が用意されていて変な感じはしていたが
「立花さん、久遠はアレで結構優しい奴だ
なにかわからん事があったらなんでも聞くといい」
「わかりました」
立花さんが一歩ずつ近づいてくる
数人の男子がニヤけて俺の方を振り返っている
転校生をパスされた俺は、どうも、と一言出すのがやっとだった
「よろしくお願いします」
「よろしく」
何度か訪れた放課
その度に騒がしくなる隣の席
どうやら立花さんは大人しいキャラらしい
早速新しいクラスメートに囲まれた彼女が
えと・・・その・・・と間誤付くのが聞こえる
確かに、好きな男子のタイプなんて聞かれたら
誰だって間誤付くものだろう
授業開始の合図とともに彼女が安堵するのが聞こえた
淡々と進む時間
教鞭を振るう教師たちはことごとく、交通ルールを守るように言った
山野さんは結構しっかりしたキャラだったはず
そんな彼女が交通ルールさえ守れないとは思えない
ちょっとしたイラつきを感じながら俺はノートを取っていた
「立花さんってどこに住んでるの?」
「えと・・・菜野橋マンションの6階です」
「菜野橋マンション? って・・・」
「おいおい」
海寺が俺に笑いかける
「たしか久遠も菜野橋だったよね?」
数人の女子の視線を独り占めした俺は正直もう帰りたかった
「だったらさ、一緒に帰ったら?」
「セクハラされたらすぐに言ってよ?」代わりに殴り倒してあげるから
「あ、あの・・・一緒に帰りませんか?」
実は私、未だ道をしっかり覚えていなくて・・・
「はいはい」セクハラなんてするかよ
渋い顔を思いっきりさらした俺に
立花さんはポッと笑みを浮かべた
校門を2人で通る
学校の事や立花さんの家の事情が話題だった
どうやら両親とは離れていて、お手伝いさんと二人で過ごしているらしい
「・・・あ」
「どうした?」
彼女の視線をたどってみると、見かけない男たちが学校に入って行くところだった
何やら険しい顔に、教師らしくないスーツのような服装
「知り合い?」
「・・・警察です」
「え?」
彼女の凛とした言い方に一瞬驚く俺
男たちを追う立花さんを、俺は追おうとした
「キャアアアアアアアァァァァァァァ」
後ろから聞こえる女子の悲鳴
グシャァと嫌な音が聞こえた
数秒後にうめき声が続く
振り返った瞬間眼の前に見えたのは
白いバイク
後ろの座席
笑顔の男の面
それはまさに 風の如く
俺は風圧で飛ばされたのだが
飛ばされなければバイクに轢かれていたのかもしれない
高鳴る俺の心臓
息をするのが苦しかった
「大丈夫ですか?」
俺は返事をすることさえ出来ない
かすかに聞こえる立花さんの声は遠ざかっていった
------
う~ん、中々上手くいかない
何か傍ら痛いとこあったら、ガスガス突っ込んでやってください(笑)
が、元々頭の悪い私がそんなもの書けるわけもなく
なんかそれっぽい感じすら漂わないそんなものになってしまいました
う~ん、青山さん(コナン)や山村さん(赤い霊柩車)みたいな
あぁいう感じのを書いてみたかったんだけどな……
まぁ、毎回推理はそもそもできないし
いつも驚かされるばかりで到底辿りつける領域ではないんですが
ちなみに、夜一、楓藍、依炉波の
横文字組とは無縁そうな日本人組は
本来こちらの登場人物の予定でした
夜一、楓藍はともかく依炉波とかこっちでも出番あるかな…?
ま、気分次第でトリックが思いついたら気ままに書く感じで
その前に緑色の砂終わらせないといけないんだけどね…
一応一話は最後まで書きあげてるので
適当に上げていきます
うん、この世界の真実は一つ
夜一は俺の嫁
------
時々、夢に見るあの光景
黒々と燃え上がる家
爛々と頭に響くサイレン
そして、その悲痛な声は
状況なんて判らなくても、聞く人に悲しみを刻み込む
「なんでだよ!! どうしてだよ!!」
「落ち着け、~~君!!」
「崩れるぞ、離れよう!!」
「…よ、返せよ…」
空気の流れが速くなる
頬に風を感じる度、黒煙の龍は大きくなった気がした
返せよ、ヤイチーーーーっっ!!!
ひゃあああぁあああぁっはははははははっはははははははっ
あっはははははははっははははっはははは
少し賑やかな教室
皆の声は不協和音ながらも、不快感はなく
ただ、いつもとは違う何かがそこにはあった
教科書を読んでいたり、携帯を触っていたり、
そして俺のように、友人と話していたり
「でさ、そこでまさかのロングシュート
観客も欺くすごいフェイント」
拳を握りしめ、熱く語る海寺(みてら)
「甘い甘い、見るべきはそこじゃない」
「あぁ?」
「あのシュートの時、高野はちゃんと下で構えてたんだぜ」
「外した時のためか?」
「そう!! 流石皇(すめらぎ)!!」
前の席から振り返る形で聞いていた皇は、フッと笑みを浮かべる
海寺は、お前何で部活しないんだよ、と皇を小突いた
時報がなる
慣れ親しんだチャイムの音が響き渡る
「ホームルーム始めるぞ」
「はーい」
何故か、何かを始めるぞ、と言われると皆ではーい、と返事をする習慣の付いたクラスに
担任の天地(てんち)が姿を現す
その表情が妙に暗い事に数人が気付いた
「今日…なんだがなぁ…嬉しい知らせと悲しい知らせがある
もう知ってる人もいるかも知れんが、山野さんが昨日交通事故で亡くなった
9時から体育館で臨時の全校集会が開かれる
よって今日のホームルームは連絡のみで行う 一時間目は自習だ」
淡々と事実を語る天地先生
多少のざわつきはあれど、その言葉を区切る者はいなかった
突然の級友の死
どうして中学生なのに級友を亡くさないといけないのか
否、子供すぎてその真の意味は理解できていないのかもしれない
「そしてもう一つ、嬉しい知らせだ」さぁ、入ってくれ
天地先生が扉を見ると、自然にクラスの視線も扉に向かう
そこには赤毛の女の子が立っていた
厳密にいえば赤かかった茶髪
膝を隠すか隠さないかの長さでスカートがチラチラしていた
「転校生の立花 藍(たちばな あい)さんだ」
彼女がぺこりとお辞儀をする
「立花さんは、両親の仕事の都合でX県XX中学から転校してきた・・・」
先生の言葉よりも、俺・久遠浩介(くおん こうすけ)は
彼女の赤とも茶とも言い難い眼に見入っていた
まるで、何かの運命を感じるような雰囲気
長らく見すぎていたのか隣の海寺が、お前の好みかよ、と小突いてきた
「じゃあ、席は、久遠お前の隣だ」
「え!?・・・あ、はい」
唐突すぎる言葉に呆然とする俺
確かに俺の席は一番後ろで、隣は空いている
何故かいつもは空間の場所に机と椅子が用意されていて変な感じはしていたが
「立花さん、久遠はアレで結構優しい奴だ
なにかわからん事があったらなんでも聞くといい」
「わかりました」
立花さんが一歩ずつ近づいてくる
数人の男子がニヤけて俺の方を振り返っている
転校生をパスされた俺は、どうも、と一言出すのがやっとだった
「よろしくお願いします」
「よろしく」
何度か訪れた放課
その度に騒がしくなる隣の席
どうやら立花さんは大人しいキャラらしい
早速新しいクラスメートに囲まれた彼女が
えと・・・その・・・と間誤付くのが聞こえる
確かに、好きな男子のタイプなんて聞かれたら
誰だって間誤付くものだろう
授業開始の合図とともに彼女が安堵するのが聞こえた
淡々と進む時間
教鞭を振るう教師たちはことごとく、交通ルールを守るように言った
山野さんは結構しっかりしたキャラだったはず
そんな彼女が交通ルールさえ守れないとは思えない
ちょっとしたイラつきを感じながら俺はノートを取っていた
「立花さんってどこに住んでるの?」
「えと・・・菜野橋マンションの6階です」
「菜野橋マンション? って・・・」
「おいおい」
海寺が俺に笑いかける
「たしか久遠も菜野橋だったよね?」
数人の女子の視線を独り占めした俺は正直もう帰りたかった
「だったらさ、一緒に帰ったら?」
「セクハラされたらすぐに言ってよ?」代わりに殴り倒してあげるから
「あ、あの・・・一緒に帰りませんか?」
実は私、未だ道をしっかり覚えていなくて・・・
「はいはい」セクハラなんてするかよ
渋い顔を思いっきりさらした俺に
立花さんはポッと笑みを浮かべた
校門を2人で通る
学校の事や立花さんの家の事情が話題だった
どうやら両親とは離れていて、お手伝いさんと二人で過ごしているらしい
「・・・あ」
「どうした?」
彼女の視線をたどってみると、見かけない男たちが学校に入って行くところだった
何やら険しい顔に、教師らしくないスーツのような服装
「知り合い?」
「・・・警察です」
「え?」
彼女の凛とした言い方に一瞬驚く俺
男たちを追う立花さんを、俺は追おうとした
「キャアアアアアアアァァァァァァァ」
後ろから聞こえる女子の悲鳴
グシャァと嫌な音が聞こえた
数秒後にうめき声が続く
振り返った瞬間眼の前に見えたのは
白いバイク
後ろの座席
笑顔の男の面
それはまさに 風の如く
俺は風圧で飛ばされたのだが
飛ばされなければバイクに轢かれていたのかもしれない
高鳴る俺の心臓
息をするのが苦しかった
「大丈夫ですか?」
俺は返事をすることさえ出来ない
かすかに聞こえる立花さんの声は遠ざかっていった
------
う~ん、中々上手くいかない
何か傍ら痛いとこあったら、ガスガス突っ込んでやってください(笑)
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