日々思うこととか、アニメの感想とか
かなり気まぐれです ネタバレ要注意!
色々と考えてみた
大人になるってどういう事なんだろう
経験豊富?心が広い?
リーダー的存在?教育ができる?
自分の最終目標は何なんだろう
一体、私は何がしたんだろう
どう生きたいんだろうね
まぁ、創作活動が楽しいので
それが続けられている事には感謝しますが
……あんまりわがまま言わない方がいいのかな?
でも、何かしらの改善と言うか変化はしていきたいと思うんだ
向上心だよ、きっとコレは
大人になるってどういう事なんだろう
経験豊富?心が広い?
リーダー的存在?教育ができる?
自分の最終目標は何なんだろう
一体、私は何がしたんだろう
どう生きたいんだろうね
まぁ、創作活動が楽しいので
それが続けられている事には感謝しますが
……あんまりわがまま言わない方がいいのかな?
でも、何かしらの改善と言うか変化はしていきたいと思うんだ
向上心だよ、きっとコレは
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ひゅうと風が吹いた。
寒っと思わず体が震える。木に付いた葉は揺れ、地に落ちた葉は転がる。
目の前には灰色の墓石。眠りしものの名はルアド=アーク。
そっとその名前に手を触れると、眠っていた記憶が呼び覚まされる。
いつもいつも事あるごとに、否、事なくても、俺に挑戦してきた。
魔術だけじゃない。勉強も、ゲームも。
「一度も、勝ってないじゃないか」
そう、何も。アークは挑んできたもの、その全てで敗北し、
挙句、お前より長生きするなんて勝負めいて言った宣言さえも、叶わず。
「でもさ、お前」
かつて、友人カイルは師匠の墓参りで全く持って悲しめず、演技で通したという。
いない人はいない。死とはそういうもの。それでも。
「人形とか他の少年とかに蘇生させられかけたんだぞ?」
あぁ、駄目だ。アーク様はここにいる。俺の言葉を聞いている。
「それを皆が、防いでくれたんだ。
カイルさんが、皆が、本気で……」
そうだ。まずはカイルさんから説明しないと。アーク様には確か話していなかったはず。
「俺今、盗賊団の三柱なんだ。ロウビィって名前もらって、活動してる」
スズメバチを使うから、それを分けて英語ってのにして、Sparrow bee。
最後を取って、少し変えてRowby。ロウビィって言う。
「いくつ偽名持つんだろうな。本名知らないのにね。」
元々は孤児として、ルアド家に引き取られた身。そこで名をもらうが、アークの死により家出。
本来ならば家出した地点で、放置されそうなものなのだが、
運命の悪戯で第一当主継承者となっていたリシードを、ルアド家は追放する事が出来なかった。
尤も、リシード本人は自分が第一継承者なんて自覚は全くなかったのだが。
その後、カイルと出会い、ゴード盗賊団を作り、再び偽名をもらう。
カイルさんは懐かしくなかったのだろうか。この胸の悲しみを感じなかったのだろうか。
この墓に花を手向けるという行為、手を合わせて追悼するという事、
全てが機械めいていたのだろうか。考えられない。
喋るのが思うのが思い出すのが、全てにおいて目頭が熱くなる。
呼吸さえもが頭に響いてくる。
「なぁ、アーク様、俺はさ……」
少年の腰まである長い黒髪を風がなぞっていった。
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本物を読んだ直後に書いたもの
一応、小説っぽくしてみました
これで、緑色の砂は終わりです
ひゅうと風が吹いた。
寒っと思わず体が震える。木に付いた葉は揺れ、地に落ちた葉は転がる。
目の前には灰色の墓石。眠りしものの名はルアド=アーク。
そっとその名前に手を触れると、眠っていた記憶が呼び覚まされる。
いつもいつも事あるごとに、否、事なくても、俺に挑戦してきた。
魔術だけじゃない。勉強も、ゲームも。
「一度も、勝ってないじゃないか」
そう、何も。アークは挑んできたもの、その全てで敗北し、
挙句、お前より長生きするなんて勝負めいて言った宣言さえも、叶わず。
「でもさ、お前」
かつて、友人カイルは師匠の墓参りで全く持って悲しめず、演技で通したという。
いない人はいない。死とはそういうもの。それでも。
「人形とか他の少年とかに蘇生させられかけたんだぞ?」
あぁ、駄目だ。アーク様はここにいる。俺の言葉を聞いている。
「それを皆が、防いでくれたんだ。
カイルさんが、皆が、本気で……」
そうだ。まずはカイルさんから説明しないと。アーク様には確か話していなかったはず。
「俺今、盗賊団の三柱なんだ。ロウビィって名前もらって、活動してる」
スズメバチを使うから、それを分けて英語ってのにして、Sparrow bee。
最後を取って、少し変えてRowby。ロウビィって言う。
「いくつ偽名持つんだろうな。本名知らないのにね。」
元々は孤児として、ルアド家に引き取られた身。そこで名をもらうが、アークの死により家出。
本来ならば家出した地点で、放置されそうなものなのだが、
運命の悪戯で第一当主継承者となっていたリシードを、ルアド家は追放する事が出来なかった。
尤も、リシード本人は自分が第一継承者なんて自覚は全くなかったのだが。
その後、カイルと出会い、ゴード盗賊団を作り、再び偽名をもらう。
カイルさんは懐かしくなかったのだろうか。この胸の悲しみを感じなかったのだろうか。
この墓に花を手向けるという行為、手を合わせて追悼するという事、
全てが機械めいていたのだろうか。考えられない。
喋るのが思うのが思い出すのが、全てにおいて目頭が熱くなる。
呼吸さえもが頭に響いてくる。
「なぁ、アーク様、俺はさ……」
少年の腰まである長い黒髪を風がなぞっていった。
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本物を読んだ直後に書いたもの
一応、小説っぽくしてみました
これで、緑色の砂は終わりです
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