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日々思うこととか、アニメの感想とか かなり気まぐれです ネタバレ要注意!
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コナンって結構名曲多いよね

最近の藤崎BGMはコナンに移りつつあります
あと、劇場版も見ちゃいました

ロストシップとベイカーストリート、
2回目でも中々面白かったです
次はクロスロードみたいな…    (勉強しろ



今更だけど、推理物をブログで更新したら、
万が一にも先に展開読んでしまうことにやっと気付いた

名指しとかしてたらもろバレじゃないか
まぁ、私の場合頭が足りなさ過ぎて推理物になっていないから
どうでもいい杞憂かもしれないけど

う~ん、一話目だけ普通にのせる事にしようかな
とか言って、忘れて全話そのまま載せるんだよな、きっと

藤崎3話
------

「行ったれやーーーーーー!!!皇ーーーーーー!!!」
海寺の声が響く

俺も誰も、恐らく他のことなんか見えていない
ただその視線の先にはフィールドのボールがあった

白いユニフォームを着た皇はボールをドリブルしながらゴールへ進む



相手のディフェンダーを軽くかわし、
そのボールはゴールネットに突き刺さった

「ゴーーーーールッ!!!」ピピーーーー


「っしゃあ、流石皇!!」
「凄いですね あの距離で…」
「最強の助っ人だからな」

立花さんも皆に混じって拍手をする
俺や海寺に向かって、皇はフィールドから手を振っていた


皇は優等生だ
頭も良いし、運動神経も良いし、見た目も良い上に、あの性格
どうでもいい事だが、久遠より皇の方が名前としてもカッコイイ

とにかく、文武両道才色兼備まさにその通りの少年だった
そんな皇は何故か部活に入っていない

しかし、彼の運動神経を買う部活は数多く、
空手や弓道、野球部などの試合に助っ人として呼ばれる事はしばしばあった

今日は近くの東雲中学校とのサッカー試合に呼ばれていた
そして俺たちはその皇を応援すべく、休日にも関わらず中学校に登校したのである

どうやら、敵チームに負傷者が出たようである
恐らく、皇とすれ違ったディフェンダーだろう
足を痛めているようだった

「選手交代!! 神埼一成(かんざき かずなり)!!」
審判の声が響いた時、女子の声が上がったような気がした

「ふん、選手交代なんかしても皇には敵わねぇ」
何故か自分の事のように誇らしげにいう海寺
「そうですよね 皇君、強いですよね」
立花さんも海寺に同意する
サッカーはそんな個人プレーのゲームではないと思うのだが…
それに交代は負傷によるものってそんなん聞かねぇだろうなこの2人(笑)

ベンチからは交代した神埼さんが出てくる
その時、目があったような気がした


試合再開
相手側からスタートしたはずだったが
早々に皇がボールを奪う
「よっしゃあ!!」
ガッツボーズをする海寺
まだ、ゴールしてないっつーの

味方にうまくパスを回しながら、
敵を翻弄し、相手は右往左往していた

ゴール前に皇が進む
味方からのパスが皇に向かい、そのままシュート




そう思った瞬間だった
「キャーーーーーー」
「神埼くーーーーーーん!!!」

黄色い大歓声が上がる


敵プレイヤーの一人神埼さんが
皇から見事にボールを奪った

皇はなんとかボールを取ろうとするも、神埼さんはそれを軽く避ける
2人の睨みあいはしばらく続く

神崎さんは足や頭を巧みに使い、皇は彼の前に立ちふさがる
そんな時、神埼さんは何故か皇にパスを回した

「はっ、何やってんだあいつ」
海寺が馬鹿にしたように呟いた

パスをされた皇が驚いたその瞬間、
回転するようにボールを奪う神埼さん

「キャーーーーー」
「やったわーーーーーー」
再び黄色い大歓声が上がった

我に返った皇が神埼さんを追うも、
神埼さんは藤崎のフォーメーションを崩すように切り込む
まさに先ほどの皇を思わせる

そのままシュートを決められるか、そう思った時、笛の音が鳴った
「前半終了!!」



「あ、の皇が……」
「強ぇえな、東雲」
試合は2-1で俺たちのリード
しかし、先ほどの神崎さんを考えるとこのまま勝ち越す事は難しそうだった

ハーフタイムに各々のチームが集まり、休憩を兼ねて作戦が伝えられる
両チームともベンチに集まり、何かを話し合っているようだった


俺たちはそんなチームを邪魔しないように、
でも正直ちょっと話したいそんな気分を抱きながら
藤崎のベンチへ向かった

そしてもう一人藤崎のベンチに向かう少年がいた
彼は皇に後ろから声をかける
「君、強いな」
「えっと、神崎さんでしたか?」
「タメでいいよ、同じ二年生だし」
「そうか」
2人の笑みが重なった

向こうのチームはドリンクを飲み、休憩している
藤崎はというと、神崎さんの登場により
作戦会議ができなくなっている

この人は何を考えているのだろうか
いくら交流試合とはいえ、こんな短い時間に来なくてもいいのに

「神埼せんぱーーーーいっ!!」
ほらチームの人が呼びに来た
「高橋(たかはし)さん」すみません
神崎さんはマネージャーらしき女子の高橋さんからペットボトルを受け取る
ペットボトルには神埼と名前が書いてあった

彼はゆっくりとした動作でふたを開けると、
一瞬、口をつけ、すぐにはなした
「高橋さん、これ…」

「御手洗君!!」
叫びに似た悲鳴が聞こえてきた

東雲のベンチを見ると数人がお腹を抱えて倒れ込んでいる
大きなざわつきが広がろうとしていた

「救急車を呼べ!!」
神崎さんの声が響いた
------
化身大戦にしても面白かったかもしれない
やべぇ、紅茶砂糖が溶け残った……    (入れすぎです
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