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日々思うこととか、アニメの感想とか かなり気まぐれです ネタバレ要注意!
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3話にでてくる某キャラの名前がしっくりこずに、
結構な時間を検索と推敲に費やしていました

う~ん、まだトリックとか事件とかそういうことは
全く考えてないんだけどね

何気に不知火夜一って名前カッコいいかもしれない(笑)
俺の嫁だけどね
皇君と海寺君は実はまだ下の名前決まってません
まぁ多分出てくる機会は相当ないと思う

藤崎ストーリー
------

「またお手柄だったな、久遠君」
「堀田刑事、ちょっといいですか?」
「どうした?」
堀田刑事は川崎さんを糸川刑事に任せるとキッチンに残ってくれた

他のコックも外へ出、今ここには2人しかいない
「気付いてますよね」
「まぁ、な」
「ドラマの毒殺シーンではよく見ますけど、青酸カリでは吐血はしない」
「あぁそうだ」
「じゃあ、2人目に倒れた男性には何が起こったのか…それが解からないんです」
「ふん、君は相当の推理マニアかね?
 その通りだ 彼は毒物による中毒死ではない」
「では、何が……」
「彼の内臓がぐちゃぐちゃに乱されていたそうだ」
「え……?」
内臓がぐちゃぐちゃ?
突然の発言に俺は全く想像がつかなかった

「ふん、つまり普通の殺しではないという事だ」
「??」
「これは知らない方がいいと思うぞ」
そう告げると堀田刑事はキッチンを出て行った

1人になった俺はキッチンを出ようとする
そこに


コツリ

人の気配がした
否、椅子か何かが何かに当たって動く音だ

途端に物凄い恐怖が俺を襲う
後ろを見る事が物凄い恐ろしい事に思えた
しかし、俺の心には好奇心と言うものもあった

振り返るとそこには……


「立花…さん……?」
赤っぽい髪、黒いフード付きの服に、黒いブーツ
さっき見た子だ

いや、よく似ているが別人だ
俺は刹那にそう思った、いや、思おうとした

「よくわかりましたね
 僕はさっぱりでした」
「……」
「あの男を殺したのも、僕だって気付いていたんですか?」

どうすればいい、声が出ない
いや、出たところで何と言えばいい?
俺はただ棒立ちしているしかなかった

「青酸カリってそんな面白いものだったんですね
 後で詳しく聞いてみようかと思います」
「君……」
やっと声が出た
時が動く

そんな空気を崩したのは親しい声だった

「「久遠!!」」

振り向くと皇と海寺、天地先生がキッチンに入ってくる
一番最初に入りこんだ皇が俺の顔を見て驚くのがわかった
皇が入り口付近で立ち止まる
その後ろでうわっという海寺の声がした
「久遠、お前……」
「心配したんだぞ、全然出てこないから」
「いや…大丈夫だ」

振り返るともう、彼女の姿はない
そもそもどの瞬間に入ってきたのかもわからない

前からいた…?いやそれはない
どう見てもただの中学生の女の子だ
そんな子がファミレスのキッチンにいたら明らかに不審である

俺は様々な事を考えながら
後日また聴取にまいります、そんな堀田刑事の声を聞いていた



「立花さんさ、昨日何処にいた?」
「昨日ですか?」
一日ぶりにみる彼女の顔は本当に具合が悪かったのだろう
元々白っぽい顔が更に青白く見えた
「家で休んでました」
「だよなぁ」
「何かあったんですか…?いえ、ありましたね話は聞きました
 でも、私と何か関係があったんですか?」
「いや、昨日昼食を取ったデパートで
 立花さんに似た女の子がいたからさ、ちょっとな」
気にしないでくれ、そう言うと俺は彼女との登校を楽しんだ


クラスに着くと、何やら騒ぎが起きていた
「しってるか、昨日六華楓藍(リッカ フウラン)が出たらしいぜ」
「フウランってあのリアル悪魔の?」
「あぁ、俺の親医者だろ?
 で、昨日の毒物事件の被害者や近藤が運ばれてきたんだけどさ
 一人、内臓がぐちゃぐちゃにされていた人がいて
 とても人間技じゃねぇって話になって」
「それで生物兵器六華楓藍の仕業だと?」
「あぁ、間違いねぇ 親は信じなかったが、俺はそう信じてる」

隣のクラスの奴らが教室で大騒ぎをしている
聞いた事はある
なんか、生物兵器なんだか悪魔なんだかよくわからんが、
とにかく恐ろしい人(?)らしい

そんな時、俺はボツリと言ってしまった
「あれ、六華楓藍だったんだ……」 

耳ざとい海寺がソレを聞き逃すはずもなく
「お前、楓藍見たのか?」
それは驚きも含めそれなりの音量だった

「マジかよ、久遠」
「どんなんだった?」
「よく無事だったな、楓藍って目撃者全員殺しているんだろ?」
騒ぎの中心が俺になる
俺は言ってしまってからしまったと思った

時すでに遅く、周囲がざわつき始める
「いや、ちょっと不審な女の子を見かけただけだから」
「どんなどんな?」
「赤っぽい髪の可愛い子だった」
「なんか話でもしたか?」
「青酸カリに興味をもったらしい」
俺は質問に正直に答える
そんな俺を、立花さんはなんとも言えない顔で見ていた

そしてその後、俺はこの事を大きく後悔するのだった

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楓藍とかテストの時、名前書くの面倒そうだよね

まぁ、黒矛よりはずっとましか… (意味的に
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